眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・罪の蜜:丸木文華
ボーイズ小説・罪の蜜(ホワイトハート文庫)丸木文華
美大受験の予備校でバイトする美大生受は、天才的な才能を持った高校生攻の担当になる。芸術家族の落ちこぼれで攻にコンプレックスを抱いたが、攻から告白され…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい悪くない寄り。
受は私立美大2年生。父親は日本画家、母親は元モデルで自社ブランドを立ち上げデザイナーをしている。姉は新進気鋭のフォトグラファー。バツイチで娘がいる。芸術一家の落ちこぼれ。六度受験して美大に入る。170センチ前後。小顔。バランスの良い長い手脚。人形のように整った顔立ち。少年のようにしなやかな姿。憂いが漂う澄んだ黒目。
攻は高校三年生。庶子。硬式テニスで全国まで行った。怪我でテニスが出来なくなった後絵を描き始める。天才的な才能。みずみずしい感性。180代後半。妙な威圧感。日に焼けた褐色の肌。少し長めの前髪。はっとするほど整っている。切れ長で奥二重の涼しげな瞳。高い鼻梁。やや厚めの唇。彫りの深い顔立ち。エキゾチックなハーフのよう。人の上に立つ器。周囲に人hが集まる。
芸術関係の執着物。一線で活躍する芸術一家の落ちこぼれ受は、天才的な才能を持つ高校生攻に嫉妬しているが表面上は隠して接している。攻に好きだと言われ孤独だった受は表面上は嫌がりながらも攻の感情に引きずられていくみたいな話だった。
双方に秘密があり最終的にお互いがお互いに執着する。ラブというより執着メイン。執着物が好きなので萌えた。ここ最近のこの作家さんの作品の中でも気に入ったもの。
受が割と長い間くだくだと攻のような才能が自分にもあればと思い悩むのだが、しつこい? と思っていたらちゃんと裏の理由があった。
最後の方で攻の家庭の事情が出た時はちょっと唐突に感じたが前振りは前の方からされていた。
受に彼女がいて彼女も裏に秘密があるので、三角関係でどろどろというのは無かった。
心の平穏は一生訪れなさそうだが、長い期間がっちり別れなさそうなカプだった。
相変わらずメインキャラの性格が卑屈だったりずるかったり、好感が持てる良い子ではないのだけれど、どこか憎めないというかキャラが多少痛い目にあってもストレス無く読み進められるのが良い。
Hは多め。後書きでいつもより受が女になる感覚を実感させたみたいなことが書かれていたけれどそんな感じだった。受が女になる屈辱と陶酔を感じるのが、反対に雄同士のマウント行為に見える。
次も地雷で無い限り買う予定。
美大生。専門学校。学生物。専門学校生18歳×専門学校バイト25歳。7歳差。年下攻。執着物。シリアス。受に彼女有り。
2011年10月11日(火)
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