眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・危うい秘め事:いとう由貴

ボーイズ小説・危うい秘め事(リンクスノベル)いとう由貴

平凡な書店員受は、気分が悪くなった享楽的な遊び人攻を介抱し片思いされる。攻の悪友達に無理矢理連れ去られ体を開発されて…。
設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。萌えは薄い。
受は書店員。入社二年目。平凡。真面目。奥手。人の顔と名前を覚えるのが苦手。170センチそこそこ。細身。良く動く。本が好き。邪気のない笑み。人が良い。地味だが整った容姿。
攻は会社社長。実家は銀行をメインにした様々な企業グループの一員。優秀。四男坊で気ままに遊ぶ。性に享楽的。乱交OK。秘密クラブにも出入りする。長身。鍛えた体躯。華やかな雰囲気を振りまく。
やっているのがメインのデッドエンド系な話。後書きで乱交シリーズ第二弾と書かれていた。
以下割とネタバレなので注意。


遊んでる攻が平凡でまっとうな書店員受に片思いして、珍しく手を出しあぐねていると知った悪友二人が受を拉致って後ろをほぐしてほどよく食べ頃になった頃攻を呼び出し、攻は受に存在を認識されていなかったことに逆ギレしてやってしまい後は力の差で押さえつけていく。
乱交したり、えすえむクラブのショーに出したり(第三者にはやられていない)、攻の家でペットのように裸で過ごさせたり、エロのバリエーションは豊かだけど、使用人の前で自慰させるエピなどよく考えると間抜けな状況だったり、これだけ大々的に第三者に見せて口止めはどうなっているんだろうと考えたり、途中から笑ってしまったので萌えは薄かった。
受の精神崩壊寸前まで行くのは良いし、みんなで楽しみましょうエンドも大好物なんだけど、追い込まれていた受がこの台詞を言ったなら、最終的には攻とだけくっつくエンドの方が良かったんではないかと思った。
攻ざまあみろな展開とエンドは楽しかったけれど、最初の切っ掛けを作ったのは攻ではないのでちと可哀想。でも勝ち組でプライドの高い攻が、受に自分の存在がまったく認識されていなかったエピは笑った。
冷酷な美形医者タチと華やかな美貌の弁護士タチネコの二人が加わっている。この人たちって別の話で出ていたのだろうか。
いつか受が攻の愛(?)を受け入れると良いね。
Hは監禁乱交なので多め。受は奥手だったのに最後は攻に見られながら他の男にやられて感じる性癖になっていた。一種の寝取られになるんだろうか。ついでに攻を好きじゃないときっぱりいっているので恋愛未満の体メインの話になっている。
次も設定次第。
乱交物。よんぴー。実業家28歳×書店員24歳。ラブ未満? 年上攻。一種のネトラレ?


2011年07月04日(月)
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