眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・ハニーデイズ:杉原理生

ボーイズ小説・ハニーデイズ(ルチル文庫)杉原理生

高校生の受は、家の離れに大学時代から下宿していた大学講師の攻が同性の恋人とキスしていたのをみて恋を自覚する。攻に告白して断られるが諦めきれず…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くプラス1。
受は高校生。小学一年で攻と出会う。人見知りが激しい。少し天然? 可愛い系。一途。170センチ。感情が表に出る。
攻は文学部の講師。受家の離れで下宿していた。男三人兄弟。長身の体躯。やたらバランスがよくすらりとして見える。端正な容貌。黒く長めの髪。くっきりした二重の瞳。男らしい鼻梁。大きめの唇。神経質に見える。我慢強い。人あたりは良い。
ずっと片思いしている攻に何度もアタックする高校生受の話。
雑誌で読んでいた時もあまり萌えなかったのだけど、数年経って自分の嗜好が変わっているかもしれないし、書き下ろしもあるし、好きな作家さんだしと買ってみたのだけどやはり駄目だった。
攻や脇キャラはまったく気にならないのだけど(この攻は好きで萌える)、受の性格が駄目だった。
何でこんなに受が好きになれないのかと考えてみたが、一見一途受なのだけど微妙に無神経と言うか。基本自分の気持ちをアピールするばかりで、攻の都合や立場をまったく気にしていないと言うか。
12歳年上のしっかりした性格の攻を落とすにはそのぐらい強引でないと駄目なのかもしれないし、恋に精一杯な高校生という設定ならリアルなのかもしれないけれど。どうも受け付けない。
一見殊勝な事を考えながら攻の所に行くんだけれど、最終的には自分の感情をむき出して攻に気付かせている所とかやっかいで鬱陶しい性格にしか見えなかった。
両親に嘘をついて攻の部屋に行き、攻にも親に泊まってくると断ってきたと嘘をつくエピにしても、結局無断外泊して親には心配かけ攻にフォローさせているし。
大人っぽい雰囲気を目指すなら外見からではなく、責任とか忍耐、相手に対する思いやりを持つことが大人になる事だと思うんだけどなーと思いながら読んでいた。受が暴走するしわ寄せが全部攻に行ってそうで、受と付き合うには覚悟がいるというのは、二つの意味があるのかと思った。
嫌いなわけではないけれど、言動にいちいちもやっとするタイプだった。
絶対に受と付き合うのは止めておけ? とは言わないけれど、出来るなら他の恋人探したら? と攻が友達なら忠告する。
Hは2回ほど。
次も設定次第。
幼馴染み。大学講師29歳×高二17歳。12歳差。年上攻。攻に当て馬。一途受。

2010年11月04日(木)
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