眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・親友恋愛:李丘那岐/漫画・SEX PISTOLS6:寿たらこ

ボーイズ小説・親友恋愛(ルチル文庫)李丘那岐

双子の兄への片思いに終止符を打った大学生の受は、同じ趣味の同級生攻の所に行っては傷を癒していたが…。
シリーズ脇カプ。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間だけど萌えは薄い。
受は大学生。一卵双生児の兄がいる。兄に片思いしていた。実家は裕福。巨大外食チェーンを経営。血の繋がらない兄弟も含め5人兄弟の三番目。グレーがかった光彩の大きな瞳。細く通った鼻筋と薄い唇。シャープな顔立ち。眼鏡。目立つのが苦手。フィギュア作りが趣味。見本を正確に再現するのが得意。屈折している。フィギュア界のプリンス。
攻は大学生。苦学生。バイトやフィギュア制作で稼いでいる。母子家庭。弟妹がいる。フィギュア界のキング。笑顔が魅力的。顔の造作が整っている。どんな表情どんな格好をしても絵になる。よくスカウトされる。180センチ超、スレンダー体型。短くさっぱりした黒髪。妄想癖。
「兄弟恋愛」の弟救済編。一卵性の兄に片思いしていた受は兄への思いを諦めフィギュア仲間の攻と親しくすることで傷を癒していた。次第に気になる存在になるが、兄が好きだった事を打ち明けた後、大学で兄に片思いしていたと言う噂が流れ…みたいな流れ。
高校ぐらいなら分からないでもないんだけど、大学みたいな人間関係が希薄な場所でこういう噂が流れたとして、数日でこれまで人付き合いをあまりせず目立たないようにしていた受が構内を歩いているだけでひそひそされるのは、嘘くさいとまでは言わないけれどアクティブな大学生が多いなーと思ってしまう。一卵性の双子の片方が片方を好きだという噂を聞いたら突拍子がなさ過ぎて、私なら何のネタかとまず疑いそう。
受のフィギアを作る攻のエピソードに若干引いたんだけど、何故引いたのか考えてみた。
写真家攻なら受を被写体にして、たまに暴走してHしている所を撮るもんだし、画家攻なら受をモデルにして、たまに暴走してH後の寝姿とかをスケッチするもんだし、彫刻家攻なら受をモデルにして正確な形が知りたいと言ってべたべたさわったりするもんで、芸術家の攻が受の姿を形に残すのは自然な行動なら、フィギュア作りが得意な攻が受フィギュアを作るのも自然に受け入れられるもんなのに。
考えた結果、本物そっくりの写実性があるならOKで、漫画チックに妄想込みでデフォルメされているのが駄目みたい。
リアルで身近な関係(親兄弟や友達、会社の同僚など)の男二人のヤオイ妄想を聴かされた時のような気持ちに似ている。漫画チックなデフォルメがっ入るか入らないかが自分のボーダーだと分かった。
オタ攻は好きだしキャラ自体が嫌いな訳では無いし、話も面白かったんだけどね。何か微妙にもやっとした物が残る。
Hはそれなり。
次は流石に無いだろうけど、このシリーズなら買わないかも。嫌いではないのだけど、前作も今作も微妙な据わりの悪さが読後感で残ったので。
シリーズ。義弟×義兄有り。大学の同級生カプ。おたく攻。フィギュア。眼鏡受。



ボーイズ漫画・SEX PISTOLS6(リブレコミック)寿たらこ

6冊目。好きな作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くない寄り。通巻通してだと悪くない。
これまで出てきたカプのその後と人魚編のプロローグ。
キャラ設定は多いので省略。
蛇狼、蛇マングース、英国パパ達、人魚忍のカプが出てくる。
人魚関連はまだプロローグで何がどうなっているのか分かり難い。「ドグラマグラ」や「コンクリートガーデン」のような難解な展開になりそう。
読んだ上での予想と感想と推測の羅列。
狼受の鉄乙女が可愛い。
忍はやはり受なのか。人魚ハーフと一見仲が悪そうだけど、クリスマスプレゼントを贈るぐらいには付き合いがあるんだよね? でも手紙は破っていたみたいだし現在の関係がまだ分からない。拷問虐待されたと言っているけど、言葉通りではない気がする。
プライドファーストがライオンとのハーフという事は、生粋の人魚は別にいるんだろうか。通訳とか言っていたし。今回が千年に一度の人魚の繁殖期だったらどうしよう。
生首で海から上がってきたのが生粋の人魚なんだろうか。ノリ夫と出会うとどうにかなる気がする。
水の味が変わる理由は何かあるんだろうか。腐った味が分かるのは能力差ではないみたい。敏感な斑類から分かるんだろうか。
そもそも忍さんって料理人なんだろうか。
Hは無し。エロスというより話中心。
次も買う。
シリーズ。特殊設定。複数カプ。似非SFファンタジー設定?

2010年10月15日(金)
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