眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・夜が明ける前に:高塔望生

ボーイズ小説・夜が明ける前に(ルビー文庫)高塔望生

社長秘書の受は、勤めている会社の業績悪化で経営再建するため新しく社長になった攻と再会する。攻は高校時代の先輩で…。
気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。ちょい可もなく寄り。
受は社長秘書。レストランチェーンの会社。高校時代に脅されて事件を起こし退学になる。今の会社の社長に拾われ恩がある。恋愛に奥手。優秀。大検を取って大学に入る。成績優秀。目鼻立ちの整った繊細だがやや硬質な感じもする、聡明で静謐な気配の美貌。
攻は企業再生専門の会社のトップ。社長。受の高校の上級生。優秀な生徒で生徒会長だった。高級マンションで一人暮らし。知的だが野性味も感じさせる彫りの深い横顔。堂々たる体躯。深みのある快活な声。女性にもてる。弁護士の資格がある。
攻に脅され愛人まがいのことをしながら会社再生に頑張る受の話。
攻も脅してはいるけどHする以外は甘やかしているというか優しく接している。
会社再生のための受の活躍は優秀だと分かったしとても良かったのだけど、受が学生時代退学になった経緯が今ひとつ。
苛められていたのは仕方がないとして、脅されて万引きして暴行して大けがを負わせたという流れが浅慮過ぎて今の性格からぴんとこないというか。過去の出来事があって反省して今の受がありますと変化の部分がしっかり書かれている感じでもなく、過去の受があって現在の受があるという流れが綺麗に流れている気がしないというか。せめて万引きまでで事件が終わっていれば納得出来たのだけど。
それ以外は良い会社再建ものだった。
Hは脅されてからので最初は無理矢理。
次も設定次第。
社会人物。会社再建。社長35歳×社長秘書33歳。再会物。18年ぶりの再会。年上攻。

2010年07月21日(水)
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