眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・未熟な誘惑:渡海奈穂
ミス・ポターを観た。
ピーターラビットを描いた作家さんの半生みたいな映画。実在人物の伝奇なので派手な演出はないけれどこういう人生だったんだなーと分かった。
昔の出版事情はよく分からないのだけど、今より識字率が低そうなイギリスでどのくらい絵本が売れたらあれだけの資産家になれるのか。他の国でも英語圏なら本は売れるのか。英語に慣れ親しんでいないので、英語である強みも頭では分かっても実感として湧かないのよね。
ボーイズ小説・未熟な誘惑(ディアプラ文庫)渡海奈穂
家電量販店で働く受は、本社からやって来た専務攻に閉店後の売り場で男といるのを見とがめられ、これまで溜まった不満もあって切れて攻に仕返しをしようと考えるが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌で読んで気になっていたので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は家電量販店の社員。両親の再婚で義父と義兄が出来る。義兄に十年以上性的虐待されてきた(最後まではいってない)。ある種の嗜虐心をそそる。超ネガティブな性格。接客・人付き合いが苦手。孤立している。仕事が出来ない訳でではない。
攻は専務。社長の息子。四兄弟の末弟。眼鏡。顔は整っている。理知的。冷淡。人に命令するのに慣れている。愛想笑いが苦手。つっけんどん。中学の頃から柔道を習っている。負けず嫌い。強気。
受は母親の再婚でできた義父からは見下され、義兄からずっと性的虐待を受け、すっかりネガティブで卑屈な性格に育つ。就職でなんとか滑り込んだ量販店でも周囲から距離を置かれていたが、攻と出会い攻に馬鹿にされたと思い、仕返しをするため攻を襲う。攻は中学生の頃に大人の女性に無理矢理乗っかられて以来、そっち方面が苦手になっている。酷い事をしたと反省した受と体の関係を続け…みたいな流れ。
強引俺様な攻なのに、性的な事にまったく不得手なのがちょっと新鮮。後ろ向きな受に下手と思われながらHしているのに笑った。初々しい所が可愛い。強引俺様な攻がHシーンで可愛くなる珍しい作品だった。
後ろ向きで超ネガティブな性格の受だが、攻が好きだと気付くのが遅いので、どうせ僕なんては楽しめない。
受の踏みつけられている生き方は最初読んでいて結構辛い。最終的に自分の力で何とかしていたけれど。あの兄にはもうちょっと天罰が下らないかと思ってしまう。
パターンを少し外していておっと思う事がいくつかあって楽しめた。
最後の後書きで私には血液型信仰は無いなと再確認した。
Hはそれなり。強気で俺様な攻だが、Hに関してはビギナーなのが意外性があって面白い。もちろん覚えは良いので受はちゃんと気持ちよくされているけれど。是非ラブホのマットの使い方を実践して欲しい。同人誌で出ないかな。
次も期待している。
社会人物。本店専務20代半ばから後半?×社員22歳。受は義兄に性的虐待されている。ツンデレ攻。ほぼ童貞攻。
2009年11月09日(月)
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