眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・甘い絶望の夜を捧げて:義月粧子

ボーイズ小説・甘い絶望の夜を捧げて(シャレード文庫)義月粧子

同じ年でヤクザ組長の息子である攻に長年片思いしていた組員の受。組長への恩のため組員になり攻に使えてきたが、実家を嫌った攻は家を出て起業して…。
気になる作家さんなので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は攻の実家の組員。父親は不明。母親に育児放棄され育ての親(攻の組で働く夫婦)に引き取られる。組長に恩がある。攻を守るため付き従ってきた。頭が良く記憶力も良い。柔道と空手を習っている。180センチ近い身長。身のこなしに隙がない。スリムに見えるが全身しなやかな筋肉で覆われている。芸能人のように整った顔立ち。
攻は組長の息子。実家を嫌い大学時代ソフト会社を立ち上げる。受より5センチ近く高い身長。跡目は継がないと宣言し勘当されている。リーダーシップにカリスマ性がある。男女にもてる。特定の相手を作ってこなかった。
ヤクザ物。リーダーシップがあって強引な攻と攻を密かに慕い攻のため生きる耐える受のカプ。
受は実母の罪を償うため組に入る。ヤクザが嫌いな攻は裏切られたと思い込み受につらくあたる。攻父が倒れ跡目争いのため受は攻の護衛を組長から命令されるが、攻からは付き合っている恋人を守れと言われ、耐える受は堪能した。最後付き合ったはずなのに攻が受に酷い事をするというパターンでもなく、オチで引く事はなかった。誤解が解けた後はあっさりしていると思ったけれど。
受は出来る男で能力だけ言えば攻より上かも。きっちり攻を守って怪我をしている。役に立つ受。その分攻が今一つ魅力がないというか。可哀相な受を書くため攻が冷たくあたるのは良いけれど、この作家さんの書く攻のあたるエピソードはいつも攻の器が小さく見える。これがもうちょっと何とかなればなーとよく思う。
Hはそれなり。強○まがいが多く和○が少ない。
次も設定次第。
ヤクザ物。幼馴染み物。敬語受。耐える受。組長の息子×組員。事件。


2009年09月28日(月)
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