眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・征服者は貴公子に跪く:いつき朔夜/漫画・うちのこになりなさい:いさか十五郎
ボーイズ小説・征服者は貴公子に跪く(ディアプラ文庫)いつき朔夜
ドイツ貴族の受は借金返済のため居城を日本人に売る事になった。売却先の責任者である攻は無表情な冷血漢に見えたが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。悪くないより。
受はドイツ貴族。15歳の時に両親を飛行機事故で亡くす。それ以来飛行機が恐い。叔父の作った借金を負わされる。公爵家の跡継ぎ。英語とラテン語の教育を受けている。ラピスラズリのような青い目。栗色のゆるい巻き毛。ほっそりとした指先。奥手。素直な性格。
攻は日本のホテルチェーンの責任者。上背のある美丈夫。張りのある皮膚は淡い琥珀色。目鼻立ちはくっきりとして東洋人にしては彫りが深い。艶やかな黒髪は撫でつけられ。賢しげな額と漆黒の瞳。強引。無表情で冷淡。両親は政略結婚で冷えた家庭で育つ。
借金の形に持ち家の城を日本人攻に売ったドイツ貴族の受は、そのまま城に住んで良いと言われる。ホテルに改装する間、攻とふれあう内に…みたいな流れ。
ドイツの雰囲気が丁寧に書かれていると思ったら、作家さんは1年ほどドイツに滞在した経験があるらしい。
ドイツは何度か旅行したぐらいの知識しかなかったが、その時の記憶を思い出しながら楽しめた。古城ホテルに私も泊まりたい。ついで蜂蜜酒が美味しそうだった。
受がキリスト教徒で攻との恋愛(同性愛)に悩む姿がよかった。
不器用でも真摯に受の事を考える攻が可愛い。二人とも真面目で優しい性格のカプだよね。攻はホテルだけくれと言っていたが、買収費に改修費など結構お金はかかっているよね。
ドイツホテルの経営だけで生活が成り立つのかすごい気になる。
この作家さんの書く話は、感性で書くより頭で考えるBLみたい。別にいやいや書いていると言いたいのではなく、頭で冷静に考えている内に萌えがコーティングされるというか。美味しそうな萌えとして展示されて実際美味しいはずなんだけどどこか萌えが薄いというか。
現代版のおとぎ話のような話だった。
古城ホテルのスイートで初H。
ドイツが舞台。メルヘン。日本人×ドイツ人。ホテル王30歳×ドイツ貴族24歳。古城。ホテル。ダンス。
ボーイズ漫画・うちのこになりなさい(アクアコミック)いさか十五郎
ヤンキー校に通う貧乏学生受は、進学校に通うお金持ちの攻と同居することになり…。
雑誌掲載と描き下ろしは16Pほど。気になる絵柄なので買ってみた。今一つ。
受は貧乏学生。ヤンキー高校に通う。白髪。やればできるが最初は赤点追試組。気が短い。頭の良い弟と二人暮らし。両親は亡くなっている。
攻は金持ち学生。大きな会社を経営しつつ進学校に通い生徒会長を務める。トーン髪。家族はいるが大きな屋敷で一人暮らし。黒服の親衛隊兼ボディーガードがついている。頭がよく変人。
トンデモ設定だった。トンデモ設定の場合は、0から100までの間に帯のように大丈夫ゾーンと駄目ゾーンがあり(例えば自分的目盛りでトンデモ度が0〜20の間はOK、21〜40までの間は駄目、41〜60までの間はOK、それ以降は駄目みたいな帯)、今回は駄目ゾーンに入っていたので読むのが辛かった。
受の設定もなかなかだけど、攻の設定がぶっ飛んでいた。小さい頃は貧乏で一家心中しようとしたので家を出て小学生ぐらいの時にアラブで油田を掘り当て高校生の現在は、家族と離れたまま大きな屋敷で一人で暮らし、大会社を経営しながら受の世話を焼きながら生徒会長も務める。
全体的にギャグっぽいのりなのだけど、時折、実は家族に捨てられた事があるなどとシリアスタッチで上記の設定を出されると、笑って良いのか萎えて良いのか、正に目が点。
初っぱなからあまりに説明不足で、2巻目から読んでしまったのか何かのパロなのかさっぱり分からなかった。
カバーを捲ると描き下ろしの漫画。
読み切りは有名モデルと電機メーカーの広報営業マンのカプの話。遊んでいると見られているが営業マンの前では奥手で強気に出られないモデルが可愛かった。ギャップ萌え。これも読みにくいのだけどこっちの方が好みかな。
Hは表題だけ。がっつりやっているけど長くはない。
次は様子見。
不良。トンデモ設定。優等生×不良。同居物。モデルと一般人。
2009年07月14日(火)
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