眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・兄弟の事情:渡海奈穂/漫画・満員御礼:真生るいす
キャラのバースデーフェアと戦ってきた。
フェアに乗っかっている本屋を探してそれだけのために遠征、小冊子のためにこんなに真剣になる自分はちょっとアレではないかという羞恥心と戦い、読んでいない本で一番合いそうな本を探すむなしさと戦う大変精神的に疲れる戦いだった。
既刊販促のためにやるというならやめて欲しいとは言えないけれど、もうちょっと選択肢を増やすかやり方を変えて欲しいと毎年思うフェア。
ボーイズ小説・兄弟の事情(ディアプラ文庫)渡海奈穂
受は3兄弟の末っ子。血の繋がらない次兄の攻に片思いしている。攻は女好きでだらしなく受を下僕のように使っていて…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。所々微妙。
受は高校生。三兄弟の三男。捨て子。育ての両親が死亡し三兄弟で住んでいる。長男は会社員。頭がよく礼儀正しい。家事も一通りできる。細身の体。茶色がかった髪。愛嬌のある大きな目。長い睫。傷1つ無いきめ細やかな肌。美少年。ずっと次男に片思いしている。
攻は大学生。遊び歩いている。一目見るだけで俺様な性格が分かる。やたら意志の強そうな切れ長の目。キツイ印象の真っ直ぐな眉。無駄な肉付きを感じさせないシャープな輪郭。薄い唇に常に浮かんでいる悠然とした笑み。受を下僕のように扱う。
血のつながりのない兄弟物。粗筋は大変好みだったのでうきうきしながら読んでいたが、最後までもやもやした気分が抜けなかった。
兄弟物は好きだけどこれは兄弟設定で無かった方がもうちょっと微妙な気持ちが少なかったと思う。前にも書いたけど、身内が家族の情を一方的に搾取しているように見えるのが地雷で、今回もずっとそれを感じていたので微妙な気持ちに拍車がかかった。
攻は受に恋愛感情を抱いていたわけではなく、途中から何となく好きなんじゃね? というふうに自覚して勢いで押し倒している。本当にお前は受が好きなのか? と不信感を持ったまま読んでいる初Hで「女と浮気するかも」発言はだだ萎え。受を苛めたいからという理由らしいけど、この状況でそんな事を言うなんて空気読め。
出来上がっても受を下僕扱いするのは変わらないだろうし、家事を一切任せて横の物を縦にもしない生活を続けて、受は従っていくんだろうと思うと、ちょっと考え直せば? と思ってしまった。チンピラのような攻だった。少しでも良いところが見つけられればまだマシだったんだけど、好きになった理由はただの刷り込みにしか見えない。最後までもやもやしっぱなしだった。
Hは最後に。
次も設定次第。
兄弟物。似非近○そー姦。大学生次兄21歳×高校生三男17歳。4歳差。
しかし私の地雷は設定を読んだだけでは気づけないよな。正に地雷。
ボーイズ漫画・満員御礼(ミリオンコミック)真生るいす
角界物。視点の青年は呼出し序二段。相撲部屋に身を置き日々鍛錬している。大きな会社のどら息子であるタニマチの青年が主人公の青年を口説いてきて…。
雑誌掲載のみ。描き下ろしはあとがきくらい。設定が気になったので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
視点の青年。黒髪。呼び出し序二段。24歳。入門7年目。真面目で向上心がある。
タニマチの青年。黒髪。大きな会社のぼんぼん。祖父に相撲の面白さを教えられる。遊び人。学生時代は真面目だった。
まさかの相撲物。最初力士同士のカプなのかと思ったが、タニマチと呼出しのカプだった(カプになるのよね?)。
元々相撲をまったく見ないので、テレビ番組でちょこちょこ出てくるニュースをつなぎ合わせた知識しかなかったが、裏方の仕事など楽しみながら読めた。恋愛半分、角界の裏方のお仕事事情半分みたいな作り。ラブ度はまだ低い。
一番驚いたのは、呼出しが相撲部屋に属するということ。相撲協会みたいな所で養成して、裏方で働く人全部が会社みたいな組織に属して給料を貰っていると思っていた。
ついでにタニマチって出資者なんだから。年下でももうちょっと丁寧に扱うのかと思っていたけど、みんなため口で知り合い感覚なんだ。
脇カプっぽいので力士同士もいる。そっちの進捗も楽しみ。
視点の主が受の事が多いので最初呼出し受かと思いながら読んでいたが、別にタニマチが受でも良いんだよね。
タニマチの方が先に呼出しに目を留め、ずっと好きだったみたいな描かれかただけど続きがとても気になる。
Hはまだ無し。キス止まり。
次も買う予定。
角界。力士。相撲。裏方。一種の仕事物。タニマチと呼出し。相撲部屋。特殊設定。ほのぼの。
2009年07月12日(日)
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