眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・永遠と一瞬:西門/残酷な指が狂わせる :洸

角川のマイレージ15ポイントのモノクロ原稿が来た。次のマイレージが始まる前に急いで送って来るんだろうと思ったけれど、中村さんの方も早く送って欲しい。

ドラマCD「最悪」を聴いた。
2枚組みで2本入っていた話をそれぞれ1枚に収めた作り。声のイメージは範疇内。話の筋も丁寧になぞられていた印象。ただ話の最後の一行での締めはCDより文章で読んだ方が綺麗に収まっていた気がする。トークか何かであった受は怒ってばかりというのは確かになーと思った。
特典のトークCDは割と作品の話をして雑談でもあまりだれていなかった印象。
そういや、買おうかどうか迷っている「瞳をすませて」も同じ2話構成の2枚組みなんだろうか。好きな作品だけど1枚なら買うんだけどなーと今も迷い中。好きな作品でも2枚組みを聴くのは腰が重くなる。
作りというかバランスは「最悪」の方が良いと思うのだけど、気軽に楽しめて何度か聞き返すのは「かわいい悪魔」だった。



ボーイズ小説・永遠と一瞬(花丸文庫)西門

旅行代理店に勤める受は、マンションの隣に住む幼馴染みでミュージシャンの攻に片思いしている。攻のプロモーションビデオの撮影のコーディネートをしてほしいと依頼され…。
同人で持っていたけど書き下ろしがあるならと買ってみた。書き下ろしは無かった。可もなく不可もなくと悪くないの間。可もなく寄り。
受は中堅の旅行代理店勤務。入社4年目。攻とはマンションが隣同士。一人っ子。176センチのすらりとした頭身。母親似の童顔。短めの茶色い髪。可愛い系。奥手。
攻はトップミュージシャン。顔を見せず覆面のまま活躍してきた。母親が亡く受の家と家族づきあい。父親は海外転勤になり家に一人暮らし。受の家と壁を壊して繋げた。185センチぐらい。精悍で整った顔。少し切れ長の目。スッと通った鼻。髪は長めで肩の辺りまで伸びているのを上の方だけで一括りにしている。男らしい色気。均整の取れた身体。人目を惹きつける存在。
ハンサムで実力のある人気ミュージシャン攻にずっと片思いしていた受は、過去に攻と付き合っていた男が現れ心穏やかで無くなり…みたいな流れ。
同人2冊分で書き下ろしは無かった。受は攻にずっと片思いしているが、攻もずっと受の事が好きなので、当て馬っぽいのが出てきてもあまり波乱があったように見えない。恋愛成就の話としては誤解が一つとけてあっさりくっついたイメージ。有為曲折あった感じを受けないのでそこら辺は物足りない。
攻がインタビューで受への愛を(相手が誰かはぼかしているけど)堂々と語っているエピソードは、こっぱずかしいのだが芸能人攻ならではなので、むず痒くなりながらも楽しめた。
受も一般人ながら目鼻立ちが整っているので、素人モデルをして最後は渋谷の混み合う交差点の前の大きな広告写真に写っていた。
アイドル以外の有名人×一般人の話は結構好き。何でだろうと思っていたがステータスの高い攻の横にいる受の「どうせ僕なんて」をコンスタントに拝めるからかもしれないと気付いた。
ステータスの高い攻は、会社社長やどこかの国の王族とかでもあるのだけど、そこまで行くと元々生まれた世界が違う事が多いので、受が後ろ向きになる気持ちのタイプが若干異なるというか。
似たような生活環境で育っていたのに攻は才能一つで地位を築いて、立場がいつのまにか違っていた。みたいな「どうせ僕なんて」が、有名人×一般人では楽しめる。
街ですれ違った一般人が有名人攻の顔を差しやすい点で、芸能人攻やスポーツ選手攻が出てくるのが良い。
Hはそれなり。変わった体位はなし。
次も設定次第。
幼馴染み物。ミュージシャン28歳×会社員26歳。年上攻。2歳差。攻に当て馬。芸能界。有名人×一般人。執着攻。

感想とはまったく関係ないのだが、この作品(最初の同人誌)を手に取った理由はタイトル。「永遠と一瞬」ではなく「永遠と一日」と読み間違え、印象深い映画と同じタイトルだと思い手に取った。勘違いにはすぐに気付いたのだけど、カプが芸能人×一般人だったので試しに買ってみた。タイトルが違っていたらそのままスルーしていたかもしれない。
オリジナルではそこまで意識しないのだけど、二次パロの同人誌は、好きな映画の台詞、小説の一節、気になる音楽のタイトルなどついていると手にとってチェックする確率が増える。そしてそういうのにあまり外れがない。
二次パロは同じ嗜好・傾向の作家の本で萌えるために買うので、好きの傾向がタイトルで分かりやすく表されているためだと思う。例えば同じく興味を惹かれる粗筋の同人小説が2冊あるとして、片方は無地で私の好きな曲や映画のタイトルが使われていて、もう片方はどこかの絵描きさんの綺麗な絵付きのフルカラーの表紙。でもタイトルにぴんとこなかったら、前者の本を買う事が多い。




ボーイズ小説・残酷な指が狂わせる (ガッシュ文庫)洸

会社員の受の前に高校時代のバレー部の後輩で一時付き合っていた攻が新しい担当として現れる。表面上は穏やか再会だったが攻は冷たい男に変貌していて…。
気になる作家さんの気になる粗筋なので買った。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大手鋼鉄メーカーの営業部勤務。自社製品を商社を通して海外に売って貰う部署。全国大会常連校のバレー部部長だった。バレーが好きだがアキレス腱を切ってバレーを辞めた。優しくて面倒見が良く慕われていた。真面目。容姿は整っている。
攻は商社の営業。優秀で出世頭。受の1年下でバレーの才能がありゆくゆくはプロでと思われていた。芸能人になれそうなハンサムなルックス。華やかなプレースタイル。運動センスが良い。人気者。受と別れた後は派手に遊んでいた。
受が昔付き合っていた相手と再会し、まだ好きなのを自覚したが受から別れを切り出していたため、攻に傲慢な態度を取られても文句を言えず好きだから我慢する。みたいな流れ。
ほどよいどうせ僕なんて。この受の天然ぶりと一途さは、「その声が僕を」の受を思い出す。作家さんの持ついくつかあるキャラのパターンの一つなのかもしれないが、好きなタイプ(というか出てくると萌えやすいタイプ)。
攻が微妙に大人げないというか実はワンコ攻というか。くっついた後は元の執着攻に戻っていた。
くっついたのは良いけれど、攻はまた転勤がありそう。でもこの攻ならあっさり会社を辞めて受の側で別の仕事に就きそうな気もする。
Hはそれなり。くっつくまでは攻は受に無理矢理誘わせるパターンがある。攻の前で一人H。
会社員。再会物。商社の営業×メーカーの営業。1歳差。年下攻。攻に当て馬。

2009年04月29日(水)
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