眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・シンプルライン:杉原理生

ドラマCD「その唇に夜の露」を聴いた。
キャラの声は範疇内。珍しい強○リバな話だけど、無理やりやられている所は本当に痛そうでちょっとびくびく。仲直りした後は甘かった。原作寄りで話自体は好きなんだけど、痛そうなのがやはり難。特典CDは24分ぐらい。普通なトーク。



ボーイズ小説・シンプルライン(ルチル文庫)杉原理生

翻訳家の受は、連れ子同士の親の再婚で10年だけ義理の兄弟だった攻と再会する。再び交流が始まったが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買った。可もなく不可もなく。
受はフリーの翻訳者。混血めいた彫りの深い端正な顔立ち。綺麗系。父親はなく母子家庭だったところ攻父と母が結婚。攻の義兄として10年一緒に暮らす。その後離婚し母は病没。男性的な力強さとは無縁。瞳の色が薄い。大人しそうな外見だが頑固。
攻は工学系の出版社の編集。実家はいくつか会社を経営している。生母は早くに亡くなる。目鼻立ちが整っている。遠目でも端正な独特の雰囲気。バランスの良い体躯。不思議と目立つ。鋭角的な線で描かれた顔。正統派の二枚目。目が優しい。
フリーの翻訳者の受は、仕事先で10年間だけ兄弟だった攻と再会し、再び兄弟として付き合っていた。受は子供の頃から攻が好きで攻も受の事をずっと思っていたが、付き合えない事情があり…みたいな流れ。
いつものようにエピソードは少なく大半受が攻との関係についてくだくだと述懐するパターンだけど、既刊の中でも結構エピソードが少ない方ではないか。
悩んでいる理由が分かるまでが結構長いので、同じ場所での足踏みも長く感じてちょっと飽いた。
受は攻と本当の兄弟かどうか真実を追究せず、状況証拠だけでぐるぐると思い込み勝手に自傷する精神的引きこもり。巻き込まれた攻もたまったものではないだろうが、いつもの攻のように後ろから暖かく手を広げていた感じ。
この作家さんだけではないのだけど、キャラの性格が(特に受)4つぐらいの要素で成り立ち、今回の作品はAが3,Bが2という風にその要素が増減しているだけに見えるので、根本の性格は同じで話の幅がないと同じような話ばかり読んでいるような気持ちになってくる。
決して嫌いでは無いのだが、やはりちょっと飽きた。もうちょっと実際の行動のエピソードが多かったのなら気分も変わったんだろうけど。
数年前ビブで読み切りが続けて載っていた時もそんな感じだったけど、今回もビブに載っていたやつの単行本化なので同じように見えても仕方がないのか。
Hはそれなりだが激しくはない。
次も設定次第。
社会人物。義理の兄弟。再会。似非近○そー姦。弟25歳×兄28歳(編集×翻訳家)。

2009年01月27日(火)
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