眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・不条理な愛情:成宮ゆり/漫画・眠れない恋人:梅太郎

暴れん坊番子さんの全サが届いた。

「白の彼方」の全サCDが届いた。



ボーイズ小説・不条理な愛情(ルビー文庫)成宮ゆり

美しい顔を野暮ったい髪と伊達眼鏡で隠している医学生の受は、優秀な先輩の攻にいつもちょっかい出されている。受は攻を嫌っていたが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は医大生。母親に縁を切られ苦労している。金を目当てに医者になろうとする。伊達眼鏡と前髪で素顔を隠す。高校時代に剣道で全国で優勝した事もある。色白。柔らかな造りの顔。子供の頃から数え切れないほど男に襲われてきた。かなりの美形。頭も良い。
攻は受の先輩。医学部五年生。優秀で医学会の重鎮である教授に目をかけられている。高校時代アメフトでクオーターバックをしていた。受より10センチ背が高い。憧れの先輩。理想の男。両親はボランティアで海外を飛び回っている。外見は完璧。
眼鏡をはずすと美人のパターンだが、普通は本人が容姿の良さを自覚していないことが多いが、この受は自分の外見で人が集まるのが鬱陶しくて隠しているパターン。
眼鏡をとれば美人なのは大好物なのだが、剣道で日本一になった受の存在を同級生達がまったく知らず、受と同じ高校の剣道部員だった同級生がすごいと知っているのは引っかかった。
この作家さんはデビュー作の「野蛮」と「純情」の2冊は好きで何度か読み返しているが、それ以降はことごとく合わない。今回も盛り上がれなかった。
定番ネタはばっちこいなのだが、大学生や社会人のキャラが中学生みたいな考え方や言動をしている作品は萌えない。ルビー出身の作家さんがほぼ駄目な理由は主にこれなんだけど、この作家さんの三冊目以降はこの理由で萌えが薄い。
最近前二作と三冊以降の何が違うのか考えながら読むようになってしまった。
今のところ、エスニック料理でぴったりだった具材で中華料理になると微妙な味になるのと似たようなものか? と思っているけど例えはまた変わるかも。
この受はよく男に襲われている。よくあるパターンとはいえ、1冊の内攻を入れて4回。過去受を押し倒した男が少なくとも3人いる。いくら何でも多すぎやしないか。これだけ押し倒されていれば世界観も変わりそう。
受は母親の再婚相手の義父に押し倒され母に「お前が誘ったのか」と嫉妬され縁を切られたのだが、その事実がちょこっと出てくるだけで全体像が見えにくいので、ひねくれた理由は結局予想する部分が多かった。
Hはそれなり。
学生物。医学生。医学部の先輩×後輩。強○未遂。剣道。


ボーイズ漫画・眠れない恋人(ディアプラコミック)梅太郎

「明日、彼のベッドで。」の続編。出来上がったカプ。攻の親せきが出てきて受が攻との身分の差を実感する話。受の親友で受に片思いしていたカフェで働く攻が医大生とくっつく脇カプ話もあり。
受のどうせぼくなんてのために買ってみた。雑誌掲載と番外描き下ろしは9Pぐらい。可もなく不可もなくと悪くないの間。
メインキャラの設定は前巻で。
脇カプの受は医大生。従兄弟が男と駆け落ちした(従兄弟の話は「愛シイコトバ」に載っているらしい)。白髪。そっけない。クール。素直。外見は目立つ。料理が不得意。
脇カプ攻はカフェで働く。トーン髪の長髪。愛想が良い。メイン受に片思いしていた。ゲイ。人が悪い。料理が出来る。
今回は受が攻の実家や過去を少しだけ知り、気後れして攻とぎくしゃくする話。攻は淡々と何様な態度なので受一人でぐるぐるしている。
どうせ僕なんてを楽しむために買っているので、今回もそれはあったので満足。それにしても3歩進んで2歩下がるカプに見える。
脇はそれぞれ気になる相手がいるのだが、傷をなめ合うようにHするうちにお互いを好きになる話。脇受の方は別の作品の脇役らしい。その作品を読んでいないので、どのくらいかんでいるのかは分からないが、当て馬同士がくっついたことになるのか。
Hはそれなり。
次も出たら買う予定。
社会人物。エリート社員×ホテルの外商。カフェ勤務×医大生。カフェ。年上攻。続編。

2008年11月03日(月)
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