眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・東雲荘物語:橋本あおい/どうしても触れたくない:ヨネダコウ

ドラマCD「嵐のあと」を買った。
トーク有り5分弱。受の声のイメージが所々違う(おおむねは気にならないけど、たまにアレっと思う)。他はイメージの範疇内。原作に沿った淡々とした作りで気に入ったが、最後のあのフェードアウトの仕方は、もうちょっと何とかしてほしかった。このCDだけではないが、ブツ切れされると一瞬壊れたのかと思ってしまう。


ボーイズ漫画・東雲荘物語(ディアプラコミック)橋本あおい

大学生の受は築40年の古いアパートで楽しい下宿生活を送っている。家主の攻に惹かれていき…。
雑誌掲載連載と読み切り1本。描き下ろしは6Pほど。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は大学生。田舎から出てきた。真面目で真っ直ぐ。明るく奥手。白髪。人好きする性格。
攻は古いアパートの家主。管理人。会社員だったが、両親が亡くなり残されたアパートを管理したくて会社を辞める。バツイチ。娘が一人。黒髪。眼鏡。むっつり。
脇キャラのコスプレオタ。途中まで女装している男かと思っていた。この絵柄では分かりにくい。
脇キャラも立っていて明るくほのぼのした好きな雰囲気だけど、恋愛自体はさらっと表面を一通り撫でていったようなイメージだったのでこの感想。
読み切りは、両親共働きの高校生が攻にナンパされお婆ちゃんの犬を散歩させるようになる話。犬が可愛かった。
描き下ろしは表題。みんなで素麺流しをする話。
Hは一度。汁は描かれているがさらっと。
次も設定次第。
下宿物。管理人×大学生。ほのぼの。


ボーイズ漫画・どうしても触れたくない(クラフトコミック)ヨネダコウ

受は転職した新しい職場で上司の攻と出会う。成り行きで寝るようになったが、前の会社で元彼に嫌がらせをされたトラウマが有り…。
雑誌掲載と番外描き下ろし26P。表紙を見て試し買い。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は転職者。システム課。前の会社に居づらくなって辞めた。感情を表にあまり出さない。煙草の匂いが駄目。酒が飲めない。内にこもりがち。人付き合いは下手だが素直な部分もある。不器用。トーン髪。ゲイ。口許に黒子。
攻は課長。喫煙者。家族を事故や自殺で亡くし祖父母に育てられる。だらしない。飄々としているが人はよく見ている。仕事は出来る。黒髪。
前の会社でゲイだと噂され元彼につらくあたられた受が新しい会社で上司の攻と出会い、最初はマイナス感情ばかりだったが、流れで寝てしまい付き合う内に好きになる。前の会社での事がトラウマでなかなか好きだと認められないが攻に優しくされて…みたいな流れ。
マーブルBGM系のがさがさした絵柄。雰囲気系の漫画だが、短編ではなく1冊丸々出会いから別れる危機を乗り越えくっつくまで描いてくれたので、それなりに読み応えがあった。
名前は知っていたが初読みの作家さん。絵柄や雰囲気は好み。
なかなか素直になれない受が可愛くて良かったが、それまで生きてきた背景が描かれてなくて感情が見えにくいので有る程度までしか親近感が持てなかったというか。
これはこの作家さんに限ったことではないのだけど、雰囲気系は視点になる人物の現在はじっくり描いても、過去や他の時間軸で仕入れるような情報が語られ無い事が多いので、キャラの情報が偏り、全体の輪郭が見えにくい時がある。
短編なら省略されても仕方がないと思うが、1冊使って描かれたものならもう少し情報が欲しいと思う時はある。特に受は感情を表に出さないため、同じ調子の反応だったので今回そう思ったのかも。
攻は家族の話が出てきたが、なかなかヘビーな過去だった。
攻に渡された煙草を見て色々な事が分かるエピは好き。オーソドックスで平凡なカプの話なんだけど、要所要所でぐっと押さえてくれるので楽しめた。
遠距離恋愛頑張って下さい。
推薦帯は木原さんが書いていた。
Hはそれなり。回数はあるがさらっと。
次も設定次第。
社会人物。リーマン物。課長28歳×部下26歳。切ない。センシティブ。

2008年09月06日(土)
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