眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・死ぬほど好き:山田ユギ/小説・硝子の花束:杉原理生

今更だけど、夏コミ行って来ました。
3日目だけ友達のサークルで参加しました。

ドラマCD「scarlet」を買った。
本編にトークはなし。特典トークは50分弱ぐらい。2つ入っていたけど半分づつとかではなく、スカーレットの方が若干多い目だった。もちろん原作が好きなので買ってみたのだが、1つ目のスカーレット。何をしているか未読に人には分かりづらいかもと思った。しかし音できくと攻の酷さが如実に浮き彫りになって軽くむかつける話だ。漫画だともっと流せるんだけど。受が可哀相だった。2つ目は順当。この話も好き。同じ作家さんならリンクスでこの間まで連載していた可愛い鬼畜小悪魔攻がCDにならないかな。
トークは内容に沿いつつ声優さんの話も絡めて好感が持てた。こういうトークならまた聞きたい。3つ目は途中からタロットをしつつ人生相談になっていたが…。
大体特典トークは30分ぐらいのイメージなので、それ以上だと驚いてしまう。



ボーイズ漫画・死ぬほど好き(麗人コミック)山田ユギ

短編集。雑誌掲載8本と番外漫画描き下ろし5Pほど。気になる作家さんなので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
1つ目。高校卒業間近、攻は告白したがつれなくふられ…。同級生カプ。両思いになったとこまで。
2つ目。1つ目の続き。大学の合格発表があり大阪と東京で遠恋になりそうで…。
3つ目。1・2カプの10年後。記念日に攻が料理を作って待っている話。遠恋カプだが別れずしみじみしていた。日付を間違えている攻に萌える。
4つ目。会社の昼行灯のような主任受にラブホの廊下で出会った会社員の攻は興味本位で寝ようとして…。オヤジ受。眼鏡受。うらぶれた中年が受だった。
5つ目。4の続き。セフレになって半年。なかなか受が好きだと認められない攻の話。飄々としつつ若い攻に本気にならないよう用心している受に萌えた。
6つ目。大学の漕艇部に入った新入生の攻は、先輩受とダブルを組もうと誘っているがなかなか承諾してくれず…。大学生後輩×先輩カプ。漕艇部設定がさわやかで大変良かった。
7つ目。好みがまったく同じのライバル受と攻はいつも対立していたが…。実はとても相性が良かったという話。ライバルカプ。冷酒を徳利で飲んでいたのが気になった。てかあの説明なら冷酒だよね?
8つ目。バーの客にたかり酒を飲んでいる青年攻に酒をおごったが薬を飲まされ体を奪われた塾講師の受は…。既刊『誰がお前を』に入っている「我が家は楽し」に出てくる攻の息子が今回の片方。もう片方は攻の同僚になる。高校生×塾講師。眼鏡受。リバカプ?
一番気に入ったのは4.5の話。飄々としたオヤジ受とやり手のようで単純なジャイアン攻のカプが良かった。そして同率で好きなのは6つ目の漕艇部。映画の「頑張っていきまっしょい」を見てから漕艇部萌えになったのもあるけれど、スポーツをしている設定のボーイズが好きなので好感度が高かった。
本格的にスポーツシーンが無くても良いが、クラブに入っているならせめてそのスポーツをしている時のキャラの格好良さなどを見せて欲しい。これはボートを黙々と漕ぐ受に魅力を覚える攻のエピソードが好き。
やはりこうして見ると昔のものより最近の物の方が好みだと思う。
カバーを捲ると描き下ろしのイラスト。ジャイアンな攻の歌声に笑った。良い味出している。
Hはそれなり。外や立ったままなど道具は使っていないが場所は色々。受に顔○もしている。ちゃんと眼鏡に!
次も地雷で無い限り買ってみる。
短編集。社会人物。学生物。スポーツ。青春。ほのぼの。年下攻。眼鏡に顔○。脇カプ。リバ。


ボーイズ小説・硝子の花束(ルチル文庫)杉原理生

大学生の受は兄の恋人で幼馴染みの攻と同居している。兄が死に攻の恋人になりたいと思っていたが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は大学生。両親が離婚し父親に引き取られた。良くできた兄が一人。後に兄も父親に引き取られる。数学物理専門の出版社でバイトしている。整った面立ち。甘い中にも静かな湖面のように澄んだ印象がある。兄に似た容姿。繊細。静か。
攻は社会人。祖母の家で育った。受兄と同じ年。綺麗に整いすぎて冷たく見える。笑うときだけ目元が優しくなる。俗世を超越したような清潔感のある男。綺麗な立ち姿。王子様攻。スタイルが良い。冷ややかな目。見とれるほど綺麗。品がある。
ずっとビブの掲載作品の加筆修正その後付きだったので、最初から全部書き下ろしは久しぶりかも。これまででたルチル既刊と雰囲気は変わらない。透明な繊細さのある淡々とした作品。兄が亡くなった事は大きな出来事だがそれ以外は日常が過ぎていく。
痛くないので静かな雰囲気を楽しめたのだが、淡々とし過ぎていて、キャラの心情の変化が分かりにくいというか、何故そのポイントで? と思わないでもなかった。一言で言うと煮え切らん感じもする。輪郭がぼやけたまま淡い色彩で描かれた海岸の水彩画みたいな話。もうちょっと主線を引いてくれても良かった。
攻が王子様タイプなのもいつも通り。よほど作家さんがこのタイプを好きなのねと思ったが、王子様攻は少ないので、是非とも王子様攻といえばこの作家。みたいになって欲しい。
今のところルチル既刊で気に入っている度は、いとしさ=世界>スロー>ガラス。かな。
Hは少ない目。
次も地雷で無い限り買ってみる。
幼馴染み物。身代わり物。幼馴染みカプ。社会人25歳×大学生19歳。6歳差。年上攻。センシティブ。王子様攻。

2008年08月22日(金)
最新 目次 MAIL HOME