眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・Stand Alone:駒崎優/漫画・青春プレイバック:嶋二
ボーイズ小説・Stand Alone(ホワイトハート文庫)駒崎優
アメリカが舞台。イラストレーター受の個展にやってきた青年・攻は受と兄弟のように育ってきた幼馴染み。10年ぶりに再会したが過去につらい出来事があり…。
リンクさせて頂いているブログ様のコメントを見て興味を持ったので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。
受は才能あるイラストレーター。攻とは幼馴染み。ハンサム。学校はスキップした。薄茶色の髪。長身で引き締まった体付き。深いブルーの瞳。長い睫毛。高い鼻梁。
攻はインディペンデントキュレイター。マフィアのボスを叔父に持つ。母子家庭で子供の頃は引っ込み思案な性格だった。ヒスパニック系。黒髪。漆黒の瞳。ハンサム。
アメリカが舞台。受と攻は仲の良い幼馴染みだったが、攻は叔父のマフィアの家に母親と共に引き取られることになり、受は遊びに行った攻の家で攻叔父にレイプされ、その後受は雲隠れして10年の時が流れる。攻叔父が無理矢理していた少年に撃ち殺され、その少年を守るため攻は受に会いに来るが…という話。
BLというよりは、アメリカ舞台の事件物の上に同性愛がくっついているような作り。後書きを読むと、翻訳もののゲイノベルと編集に言われたらしいがそんな雰囲気だった。
視点も固定ではなく脇役まで含めいくつか変わる。なので萌えは少なくても話として面白かった。
成長した攻の顔が受をレイプした男の顔と似ているのがえぐくて良かった。
出来上がった後も読んでみたいけど、話のバランスが悪くなりそうなので仕方がないか。
Hは最後に一度。思いが通じてやっとこさHしたのに受にトラウマが出て、「やっぱ無理」というパターンは初めてだった。まあ10年引ずっているトラウマが攻とのHであっさり治るはずもないのだけど、時間が経てば克服できそうだという希望を見せてくれているので幸せになれる期待は出来る。
次も設定次第。
アメリカ舞台。事件。マフィア。幼馴染みカプ。学芸員24歳×イラストレーター30歳。年下攻。6歳差。外人同士のカプ。
ボーイズ漫画・青春プレイバック(マーブルコミック)嶋二
短編集。初出がどこに書かれているか分からなかったが9本収録。番外は描き下ろしかもしれない。雑誌で読んで気になっていたので買ってみた。可もなく不可も無くと悪くないの間。可もなく寄り。
1つ目。システム課の主人公が飲み会で酔っていた営業の男を介抱しうっかりキスしてしまう話。主人公は眼鏡。キス止まり。
2つ目。保父の主人公は園児を迎えに来た学生の兄に好かれ…。学生18歳×保父30歳? H無し。
3つ目。2つ目の続き。何となくつきあい始めた二人だがなかなか進展せず…。学生に押し倒されているがキス止まり。
4つ目。3つ目の続き。学生が卒業しようやく抱き合っていた。でもさくっと。
5つ目。大学生の弟の所にすっかりドロップアウトした元優秀な兄が遊びに来て…。憧れていた兄の現状に密かに嘆く弟の話。カプにはなっていないかな。
6つ目。田舎に帰った会社員が高校時代の同級生で淡い想いを抱いていたカメラマンと再会する話。恋愛というよりは学生時代を甘酸っぱく思い出すような話だった。でもこれが一番しっかりHしていた。
7つ目。1つ目の続き。二人がちゃんと付き合いましょうという話。結局どちらが上か分からなかった。
8つ目。5つ目の続き。改めて一緒に暮らそうという話。カプというより家族の話みたい。
9つ目。6つ目の続き。付き合うようになったカプが合い鍵を作る話。これのみちゃんとHしていた。
マーブルに載っているマーブルっぽい話。がさがさとしたシンプルな絵柄。温度の低いまったりとした雰囲気のキャラ達。展開が熱くなっても低体温。
雰囲気は好きなのだけど、最近よく見るそこそこまとまっていてさらっと読み流せるがあまり強烈に残る物も少ないパターン。絵柄と雰囲気が好きなら楽しめるのでこれも楽しめた。
個人的に一番気に入ったのは6つ目、9つ目の同級生カプの話。一番BLっぽかった。学校を懐かしむシーンがノスタルジックで良い。
カバーを捲ると作家さんの作品コメント書き下ろし。
Hは殆ど無い。事前と事後が殆どで最中は1作品しか入っていなかった。そのシーンもさくっと。
次も設定次第。
短編集。青春。カメラマン×会社員。マーブル系。家族。さらっと。
2008年07月24日(木)
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