眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・ブラコン処方箋:うえだ真由

4周年です。去年も書いたかも知れませんが、ここまで続くとは思っていませんでした。この日記を読んで下さったり、ボーイズのお話をして下さいまして本当にありがとうございます。来年も同じ台詞を書けるようまったりと続けていこうと思います。

3周年で感想が1800越えということは、今は2千冊越えているのかな。いくらかかったのか考えると恐ろしいので計算はしませんが、それだけ分楽しい時間を過ごせたと言う事でもあるし、これからも首を絞めない範囲で散財が楽しめますように。



ボーイズ小説・ブラコン処方箋(ディアプラ文庫)うえだ真由

スピンオフ。整形外科の受の病院に新しく腕の良い攻が赴任してくる。仲良くなった受は弟の事を愚痴ったが…。
気になる作品だったので買ってみた。前カプの話と合わせて悪くないに2歩足りない。
受は整形外科医。足の悪い弟を治そうと医者を志す。仕事熱心で熱い。真面目。女性とは遊んでいる方。極度のブラコン。頭も容姿もよく明るい。責任感がある。要領が良い。
攻は整形外科医。手術の腕が良い。3兄弟の次男。えらく男前。奥二重の眸は穏和な笑みを湛えている。知性を感じさせる眼差し。意志の強そうな眉。顔を見ただけで女泣かせだと分かる色男。
「Missing You」に出てきた受の兄が今回の主人公。女性と付き合うかと思ったが、受になっていた。
ミッシングの受が渡米した後の話。腕の良い整形外科医がやって来て、尊敬する先輩として懐き弟の事で愚痴ると押し倒されてしまい…みたいな流れ。
元々ブラコン兄の脇カプ話は好きなんだけど、どうしてなのか考えてみた。
ブラコンが主人公になった時に、恋人になる人物が妬くところを安心して読めるからかもしれない。
相手が自分以外の人を優先している状態で、恋人は強くそれを非難出来ずに密かに嫉妬する羽目になるパターン。
優先する人間が親だと設定が重くなる可能性があるし、子供なら行き過ぎた嫉妬は恋人が心狭く感じる。兄弟なら有る程度優先するのは当然で、でも優先しすぎると恋人が嫉妬してもおかしくなくて、かつ絶対恋愛関係にならない相手。そういった所からブラコン兄弟が主役になる話が好きなのかもしれないと思った。
この受はかたくなに弟カプの事を反対していたが、攻と出会って心境に変化があった。本当に弟を大切にしている姿が良かったし、にこやかな攻が何げに腹黒な一面を見せる部分も萌えた。
この受をちゃんと包んでくれそうな攻だった。
クライマックスの弟たちとの会食シーンが好き。花嫁の父状態で弟の事を思い出し泣きそうになった受が可愛い。弟カプがしっかりと絆を結んでいる所も安心できた。前作があったからこそ、ここでうるっと出来たので前作と合わせてこの感想。
この二人のその後を読んでみたい。
もっと攻に嫉妬してほしい。
Hは3回。それなり。
次も地雷で無い限り買ってみる。
医者物。スピンオフ。同じ病院の先輩31歳×後輩28歳。

2008年06月09日(月)
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