眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・甘い棘の在処:荻野シロ

erugo3を買ってきた。
この漫画ってやっぱり最後の5巻でみんなクライマックスになるんだね。


ボーイズ小説・甘い棘の在処(ビーボーイノベル)荻野シロ

事故で記憶を失った受は、記憶をなくす以前と同じく従兄弟の攻との同居生活を続ける。攻は受に冷たくて…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は会社員。飲食店で働く。実家は大きなフード系の会社を経営。一人息子。父親の会社に入る。無くす前は無表情で取っ付きにくく緊張感漂う雰囲気。無くした後の方がくだけている。友達は少なかった。女性にもてる容姿。頭は悪くない。
攻は受の従兄弟。母親が姉妹。兄が一人。受父の会社に入る。優秀。切れ上がり気味の眦。整っている。シャープな顔立ち。受以外には人当たりが良い。
記憶喪失ネタ。記憶喪失ネタで多いのは、付き合っていたり片思いの相手が記憶をなくして、もう一度愛情を築いたり、忘れられて辛い〜。と嘆くパターンが多いのだが、この受は攻のことが気になっているが、攻は受を毛嫌いしている。終始受視点なのでさらに攻の気持ちが分からず、終盤まで冷たい態度なのでそれを重く感じる人はいるかも。
受が攻にしたことは一種のリバになるのか。立場逆転で攻が突っ込まれるのが苦手な人は地雷になるかもしれない。私は雑誌で読んだ時に思い切ったなーと感心してしまった。
ただ受がつれなくされて可哀相と同情していたので、攻に憎まれていたあの原因は、受可哀相の気持ちを萎えさせた。
付き合ってしまえばあまあまカプ。書き下ろしでは冷たかった攻が挽回している。
攻視点がないのでいつから受に愛情を持っていたか分かりにくくはある。でも最近安易な視点替えが多いので好感をもてた。
受は昔から攻一筋。やり方を間違ってしまうが記憶を無くしてリセットしていた。
元はビーストに載る作品だったはずなのでHは濃厚。あんあん言わされている。
次も期待している。
記憶喪失物。従兄弟同士カプ。25歳同士。幼馴染み愛憎物。攻に嫌われている。

作風がいくつかあって割と器用な作家さんみたい。ラキアで出ていた単行本はアニメFCをやっていた人っぽい書き方で、今回の作品は小説FCをやっていた人っぽかった。パロってるとかパクっているとかいう意味ではなく、因みにどんな同人を出していたかもしらないけど、そういうクセを感じた。

2008年02月14日(木)
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