眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・相続人の招待状:夢乃咲実/真珠とカナリア:雪代鞠絵
不良カタログを買ってみた。
マーブルでいつも買っているからとあまり考え無しで買ったが、読んでみたらハードルの高い本だった。切れた性格で釘バットを持って殴り込みにいたり、ラリった女と乱交してたり学校でタイマンはっていたり、何かこう。面白くないわけではないが、萌えん。北別府さんとヤマシタさんが良かった。でも肉のついた人間の歯をゆでるシーンは少しえぐかった。
次は青春カタログらしい。「くいもの処」のアフレコレポとか全サが載るらしいのだが、この雑誌でそういう企画をされると何か違和感。
ボーイズ小説・相続人の招待状(ビーボーイノベル)夢乃咲実
老舗ホテルの跡取りである受は、実家のホテルが買収される。母親の筋から相続の話が持ち込まれ、その家に出かけるが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は老舗ホテルの跡取り。実家のホテルを愛している。真面目で素直。奥手。優しい性格。安らげる雰囲気。整った顔。美人系。美しい仕草。育ちが良い。
攻は世界有数の名家の新当主。180センチを軽く越え、手足の長いスマートな体型。肩幅と胸板の厚さが逞しく男らしい。バランスの良い整った顔。切れ長の鋭い眼。理想的なパーツが完璧に配置された顔。人を圧倒する不思議な存在感。高貴と傲慢。
実家のホテルを救うため、世界的な名家の当主になった攻の配偶者といざというときの控えを選ぶための選考会に参加する受の話。しかも嫁候補の方。一種の借金物? 最初は近寄りがたかった攻の孤独をしり惹かれていくパターン。
お館様と呼ばれる攻や暗殺から逃れる隠し通路のある大きな洋館。当主の権力が絶対で綿々と続いている家系など大仰な設定。このへぼさも立派な味。
べただがほのぼのな雰囲気はいつもながら好き。キャラも悪くないのだけど、クライマックスが少し微妙だったので最後で感想が上がらなかった。
クライマックス自体は普通に攻が受を嫁に選ぶのだけど、一族郎党が集まったホールの壇上で跪いてプロポーズされるのは、みんなに祝福されていると言うより晒されてるんじゃないかと思ってしまった。これがひっそりと二人きりでプロポーズだったらまだ気にならなかったのだが。最初は馬鹿にしていた人も祝福メンバーに混じっているのを見ると、心から祝福されたというより権力の力だろうなーと思ってしまう。
この作家さんは周囲に祝福されて幸せな結婚。みたいなオチが多いね。
Hはそれなり。変わった体位は無し。
次も設定次第。
社会人物。一種の花嫁物(?)。借金物(?)。名家の当主28歳×老舗ホテルの跡取り25歳。
ボーイズ小説・真珠とカナリア(リーフノベル)雪代鞠絵
伯爵の攻は別荘に滞在中浜辺で訳ありの受を拾い屋敷で介抱する。受は華族を憎んでいて最初は攻を警戒するが…。
何となく買ってみた。可もなく不可もなく。
受は天涯孤独。母親は華族の家で働いていたが手をつけられ受を産む。寒村で母子で暮らす。母親は生計を立てるため男と寝ていた。母親が殺され騙され色子にされそうになったが逃げる。華奢な体。女の子のような容姿。物憂い儚さ。
攻は伯爵家の当主。母親が日本人と西洋人のハーフ。歌を歌っていた。金褐色の髪。金褐色の瞳は光の加減で翡翠の輝きを孕む。均整のとれた長身。甘く整った顔立ち。水際立った美貌。クオーター。寡黙。容姿にコンプレックスがある。
いつも通りの可哀相な受の話。最初は憎んでいた攻に次第に心を許し好きになっていく受の話。この攻は強引傲慢な性格ではなく、自分の出自にコンプレックスを持つ投げやりな性格。
浜辺から引き上げられた受はショックで声が出なくなっている。真珠といい人魚姫をモチーフにしているっぽい。誤解やすれ違い。受を苛める女の子などお約束の域の中で話は進んでいく。
今ひとつぱっとしないというか目を惹く設定がなかったのでこの感想。攻母はやはり攻祖父にやられてしまったんだろうか。可哀相過ぎる。
Hは少ない目。一応色子になるが他の男とは寝ていない。
次も設定次第。
華族物。時代物。再会物。伯爵家当主23歳×天涯孤独の少年17歳。可哀相な受。
2007年08月29日(水)
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