眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・ご主人様の秘密の恋人:池戸裕子/恋は甘いかソースの味か:久我有加
ボーイズ小説・ご主人様の秘密の恋人(ショコラノベル)池戸裕子
大手広告代理店の営業の受は、同期で出世頭の制作畑攻と秘密の恋人同士。主人と奴隷の関係になり…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。雑誌の時に気になったので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は大手広告代理店の営業。成績は良い。平均より小柄。会話の中心にいる。人付き合いが良く友人が多い。前向き。どんな状況でも楽しめる強さがある。仕事に熱心。軽いノリ。それなりにもてる。掃除が得意。
攻は受の同期。クリエーター。一番の出世頭。実力がある。イケメン。整った顔立ち。愛想がない。集中力がある。世話好き。ゲイ。
同期の攻に告白され奴隷になるなら良いとノリで言ったらそのまま主人と奴隷の関係の恋人同士になって3年目のカプの話。奴隷と言っても性的なものではなく、受の命令を攻がきいたり、世話をしたりする程度。受は甘やかされているが頼り切っている訳ではない。仕事面では対等でいようと頑張っている。
深刻なエピソードはなくほのぼのと主従ごっこする二人を楽しんでいたのだけど、クライマックスにかかる部分の流れが、雑誌掲載でも書き下ろしでも首をかしげる部分があったので、感想が思ったほど上がらなかった。
例えば雑誌掲載部分。攻と一段落するまで誰ともHしないと約束し、後輩になつかれ酔った勢いで二人で裸でベッドに入っているところを攻に目撃される流れ。浮気する性格ではないのに何でそのノリになっているのか。
書き下ろしでは、攻と受が新しい共同経営者前で仲良くしているところを見せつける展開。微妙にへぼい。もっとシンプルに流れてくれれば可もなく不可もなくと悪くないの間まで行ったかも。
受は元気で前向きな性格で可愛かった。攻は若干変な性格だったかも。
Hはそれなり。主従物。下僕ものだがまったり。いつも通りな感じ。
次も地雷で無い限り買ってみる。
社会人物。広告代理店。ほのぼの。同期カプ。同い年。25歳同士。クリエーター×営業。ほのぼの主従ごっこ。ヘタレ攻。
ボーイズ小説・恋は甘いかソースの味か(ディアプラ文庫)久我有加
高校教師の受は、電車で会社員の攻と知り合いになる。その後美味しいと評判のたこ焼き屋に行くと攻の店で…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。雑誌掲載2本とその後の書き下ろし。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は大阪の私立高校の教師。日本史。教えるのは上手い。学校でパワハラに遭い視線恐怖症になり休職中。柔和な顔立ち。美人系。生徒には慕われている。奥手。
攻はたこ焼き屋の店主。元商社に勤務。姉が一人。受より5センチほど高い。精悍な顔つき。切れ長の双眸。鋭角的な顎のライン。整った面立ち。短く整えられた髪型。包容力がある。笑うと少年らしい。面倒見が良い。
職場でパワハラに遭い視線恐怖症になった受が、休職中にたこ焼き屋の店長になった攻の店を手伝う内に恐怖症を克服しかつ攻に惹かれていく流れ。
相変わらず男前で包容力のある攻で好感が持てた。受も真面目で良いキャラ。受が恐怖症なので半分くらいは少し空気が重い。しっかりそんな受をフォローしている攻は格好良かった。
ただクライマックス話のまとめ方が、この流れだと受は完全に克服しないまま、攻も受がいないと不安になるという、若干、傷をなめ合った後ろ向きのカプに見えるので、最終的に辞めたとしても順序を入れ替えて欲しかった。
パワハラをしていた教師も釘は刺されたが制裁があったわけではないし。すっきりしない感の残ったエンドだった。
たこ焼きはメインになっているだけあって美味しそう。ただ焼いて売るのがメインなので、美味しい美味しいと食べていても代わり映えはしない。買って帰る人がどの状況で食べるのかとか、同居したのなら二人で試作品を食べつつ酒を飲むシーンなど食べている状況も変えて欲しかったかな。
Hはそれなり。初めてのHは初々しい。
次も地雷でない限り買う予定。
社会人物。食べ物。たこ焼き。パワーハラスメント。視線恐怖症。たこ焼き屋店主×日本史教師24歳。
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盆は親戚の家によせてもらっていたのだが、その近くの本屋には大阪関係の本が集められているコーナーがある。わかぎえふや中嶋らもや大阪滞在記みたいなエッセイの間に、このたこ焼き本がひっそりと添えられていたのを見てのけぞりそうになった。たこ焼きだからここに置かれたのか。大阪舞台なのでここに置かれているのか。気になったが藪をつつきたくなかったので店員さんには訊かなかった。
2007年08月21日(火)
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