眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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漫画・さくらにあいたら:古街キッカ/小説・牛泥棒:木原音瀬
メロメロ2号を買ってみた。
語さんの漫画はどうも好みに合わない。宮本さんの話は短すぎてくっついているんだかいないんだか。くっついていてもナチュラルに浮気しそうなキャラだった。明治さんは前回より興味がもてる。しかしただの頭がおかしい攻の話かと思ったら不思議系の話になっていた。ヤマシタさんは三角関係物? 顔の区別が付きにくいので実は何人でくんずほぐれつしているのか把握していないかも。
石原さんは江戸設定。座敷童子が出てくる不思議系。井ノ本さんはやっているだけ。岡田屋さんは主人公格の男が、前の恋人(髭筋肉)とお別れのH。新しい男(坊主筋肉)に目をつけ粉をかけ、誘ってきた男(短髪筋肉)とトイレでHという行動をしており、もうちょっと自重しろと思ってしまった。
何かどの話もキャラに共感できなくて(或いは短すぎて好き嫌いまでいかない)いっそ清々しいほどだった。
次号も一応買うかもしれないが、今回と面子が殆ど変わっていないのよね。
ボーイズ漫画・さくらにあいたら(ミリオンコミック)古街キッカ
高校生の主人公はアイドル顔で女の子にもてる同級生の青年に片思いしている。次々彼女を変える同級生に思い切って告白してしまい…。
雑誌掲載とその後の番外描き下ろし7P。レーベルを信用買い。設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。かなー。
主人公は高校生。黒髪。中学時代陸上部で良い成績を残していたが、ゲイであることを言いふらされその後部に出ていない。高校でも陸上部だが幽霊部員。頑固で真面目。不器用。律儀。内にため込むタイプ。
同級生は女の子にもてる。白髪。父親が女を作って出ていき母親に管理される日々。家庭に問題がある。女性不信で軽く付き合っては裏切るのを繰り返す。人を振り回す。魅力はある。性悪。
最後まで行ってないのでどちらが受攻かは分からない。が多分陸上部×アイドル顔? くっつけば女王受になりそう。
初めて読む作家さん。レーベルを信用して買ってみた。絵柄は地味系。マーブルやクラフトに馴染む絵柄。クラフトは買っていないのだが、どこかで絵柄は見た記憶がある。雰囲気と絵柄は好み。
淡々と話が進むのだが多少ひねってある感じ。さらっとさくっとの中でひっかき傷のように残るエピソードはいくつかある。個人的には取り付けない島と指の跡のエピソードが好き。大きく盛り上がって終わりではなく、何となく終わっている感じ。主人公の方は片思いのつらさでずっとぐるぐるしているのが親近感を持てたが、同級生が主人公を好きなのを自覚するのは少し唐突な気がした。
Hが無くて物足りないというよりも、同級生が好きになりかけた所で終わっているのが物足りない。
初めての連載と書かれていたが、同人かネットでやっていた作家さんなのか? 描き慣れてはいる。
Hは無し。描き下ろし部分でキス止まり。
次は冬に本が出るそうなのでこれも買ってみる。
学園物。高二同士同級生カプ。キス止まり。淡々。プチセンシティブ。地味系。
ボーイズ小説・牛泥棒(ホーリーノベル)木原音瀬
戦前設定。植物学を専攻する攻は乳兄弟で幼馴染みの使用人受を密かに思っているが…。
雑誌掲載とその後の書き下ろし。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は使用人。不思議な物、この世にない物が見える。小さな鬼を飼っている。小さい頃は攻を可愛がった。白い肌。目鼻立ちはすっきりしている。気立てが良い。童顔。女顔で細身だが健脚。喋れない。一途。攻に尽くしている。
攻は植物学専攻で助手。16歳で上京。実家は田舎の造り酒屋。小さい頃は体が弱かった。乳母日傘で育つ。癇癪持ちで扱いづらい。頭が良く研究熱心。ハンサム。
あやかしや妖怪の出てくる和製オカルトテイスト。攻はずっと使用人の受に片思いしているが、家が大変な事になり婚約しなくてはいけなくなり…みたいな流れ。
牛泥棒はタイトル通り本当に受が牛泥棒だった。雑誌掲載のクライマックスは驚いて良いのか笑って良いのか。くっついた後はラブラブな男夫婦になっていた。
設定はオカルトチックだが全体的に淡々としている。オカルトや妖怪物独特のおどろおどろしさはない。
思うにこの作家さんは、作品やキャラとの間に常に一定の距離があるように見える。その距離は絶対的で、これのお陰でキャラを身近に感じながら作品を楽しみにくい代わりに、wellのようなスプラッタ(?)物や性格のねじ曲がっている終わったキャラが出ても、対岸の火のように第三者の立場として楽しむことが出来るのかもと思っている。
今回もオカルトと言う割におどろおどろしさが少ないのはこの距離感のためかと思った。
二人の関係はほのぼのと可愛いので、こういった妖怪が出てきては二人の仲を翻弄していくみたいな続編を読んでみたい。まだ続きは書けると思うのだが、きっと無理だろうな。
Hはそれなり。現代のようにカタカナ語が使えないので、褌だの接吻するだの聞き慣れない単語が出てくる。
次も楽しみにしている。
和製オカルト。妖怪物。不思議系。鬼。幼馴染み物。大学の助手26歳×使用人27歳。年下攻。淡々。つくす受。
2007年07月04日(水)
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