眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・I wish1:越智千文/小説・熱情の契約:真瀬もと

ボーイズ漫画・I wish1(ガッシュコミック)越智千文

全寮制の男子校に高校から編入した受は、そこで嫌みをいう上級生・攻と出会い…。
雑誌掲載と番外描き下ろし7P。よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は高一。両親を亡くし父親の通っていた全寮制の高校に進学する。喘息持ち。子供の頃は大変だったが今は普通の生活が出来る。体力が落ちると出る。真っ直ぐ。我慢強い。頑固な部分もある。真面目。奥手。すれてない。白髪。
攻は高二。生徒会執行部の一人。何故か受にだけ突っかかる。意地っ張り。影がある。喫煙者。黒髪。
まだ1巻でこの話の設定をメインに書かれていたので、萌える萌えない以前。10年一日変わらないボーイズ学園物。全体的にほのぼの。
受と攻は幼馴染みっぽく受は初めて出来たお友達として攻を探していたが、攻は数年合わない間に性格がひねていた。ついでに詮索されたくないので、受を手込めにした。でもこの作家さんの描く漫画なのでほのぼの。
Hは最後に一度。受は無理矢理やられていた。
次も買ってみる。
全寮制。寮物。学園物。再会物。高二×高一。ほのぼの。強○はじまり。



ボーイズ小説・熱情の契約(ディアプラ文庫)真瀬もと

1900年代頭のイギリス。名家の跡取りである受は、パーティ会場で元使用人で今は力のある事業家になった攻と再会するが…。
雑誌掲載2本と番外書き下ろし。雑誌の時に気になっていたので買ってみた。悪くないに1歩足りない。
受はイギリスの名家の長男。貴族ではないが下院議員の家。13歳の時に攻に陵辱され18歳まで田舎に軟禁されその後はパリで生活している。コカイン中毒になりかけた事がある。優しい色合いの金髪。白い肌。気品を備えた清楚な美貌。冷たい青い瞳。氷の貴公子。自堕落な生活。
攻は事業家。イギリスの労働者階級の家に生まれ、両親を亡くしてから受の家で働くようになる。トラブルを起こして消えた後は事業をはじめ周りをけ落としてのし上がる。内に秘められた獰猛さ。野性の獣を思わせる鋭い眼差し。受より頭半分ほど背が高い。深みのある低音。鍛えられた引き締まった体。ハンサム。
素直で聡明だった少年の受が、使用人の攻に恋をしてHするようになったが、次第に冷酷な性格を見せられ、思いあまって自殺未遂を起こした受の前から攻は消える。数年後成功者として受の前に表れ受は復讐しようとするが…という流れ。
現実に目を背けて薬に逃げたりうだうだするキャラは攻でも受でも嫌いで、この受はまさにそんなタイプなのだが、最初は少し眉を顰めつつ読んでいたが最後の方ではそれなりに好きになっていた。
こういう性格だからこその話なので、マイナスポイントはマイナスポイントとして脇に置けば楽しめる。2人とも性格が苛烈なので誤解が解けてすぐにまとまるという訳ではなく、最終的にくっつくまでこちゃこちゃしていた。
好きなシチュの1つに、受が攻のために酷い目に遭い(性的暴力以外で)それを後から攻が知って大変反省する話が好きなのだが、これはそんな話。なので萌えた。
1つ目の話は再会してから誤解を解くまで。2つ目の話はなかなか攻の事が信用できずに悩むが最終的にくっつくまで。3つ目の書き下ろしはその後のラブラブ。
2つ目は雑誌掲載時受視点だったが、単行本になって攻視点で書き直されている。1つ目も2つ目も受視点の時は同じ調子で受がぐだぐだするので3歩進んで2歩下がっているような気持ちになったが、攻視点に変わった時は視点が変わってすっきりした印象。雑誌の時よりは感想は上がった。
受視点の雑誌部分は捨てずに取っておこう。エンドも少し変わっている。
付き合った後は攻は過保護なくらい大変受を大切にしている。そこら辺も萌えた。
ディアの既刊の中では背中合わせ>今回の本>スイートリベンジの順で好き。「きみは天使」は買ったまままだ読んでいないので除外。
Hはそれなり。変わった体位は無し。
次も期待している。
時代物。1900年代イギリスが舞台。下克上。成り上がりの事業家29歳×名家の子息23、4歳。復讐物。愛憎物。

2007年04月14日(土)
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