眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 漫画・帝王の甘い罠:嶋田尚未/小説・チョコレート密度:崎谷はるひ

ボーイズ漫画・帝王の甘い罠(ドラコミック)嶋田尚未

設計事務所の新入社員の受は、事務所のトップデザイナーである攻の下に配属されるが…。
雑誌掲載と番外描き下ろし3P。いつも買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は設計事務所の新人。真面目で要領は悪い。切れると怖い。成績は十人並み。白髪。
攻は建築デザイナー。仕事は出来る。口が悪く性格も悪い。ハンサム。傍若無人。素直じゃない。黒髪。
何社もすべってようやく入れた設計事務所。上司の攻は気分転換に受を抱く。最初は流されていたが次第に…という流れ。
いつものパターンな展開とキャラなので流石に飽きてきたが、一定の読後感でほのぼのはする。
攻に慰み者にされているのならもっとシリアスな雰囲気になるはずだが、へぼい作風と受が思い詰めない性格のためほのぼの。
Hシーンはこの作家さんのいつも通りな感じ。体格は流石にいつもの受より少しだけ胴が縦に長かった。
次ぎも設定種次第。
社会人物。トップデザイナー30代頭ぐらい?×新入社員23歳。上司×部下。受に当て馬。顔○。



ボーイズ小説・チョコレート密度(キャラ文庫)崎谷はるひ

大学生の受はバイトで造形デザイナーである攻の犬の世話をするようになる。ある時攻の知り合いと寝てトラブルを起こしたと誤解され攻にHされたが…。
前シリーズが気に入ったので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
受は大学生。父親の浮気で両親は離婚。後妻とそりが合わず高校から一人暮らし。男女ともいける。高校の時から遊んでいる。男相手はタチばかり。可愛い系ではないが整った顔立ち。決まった目標はない。180センチ足らず。
攻は鉄の芸術家。独学で学び頭角を現しているクリエーター。ニヒルな笑み。すらりとした長身。無造作に伸びた髪。端正。鋭すぎる目つき。口元にほくろ。強烈な艶。絵になるスタイル。2頭の犬を飼っている。性格が悪い。自分の欲望に素直。
「ハチミツ」カプの話に出てきた受の初Hの相手が今回の受。日々だらだら過ごしていた受が、バイトの雇い主である攻と出会い酷い目に遭わされるが、気になる存在になっていき…みたいな流れ。前回飄々とした性格で出てきた先輩も、自分の恋愛は一杯一杯だったみたい。割とM気質だったようで、最後は首輪をモチーフにした攻の作ったチョーカーをつけていた。
受はともかく攻の何様は仕様だとしても、どうも最後まで溜飲が下がらなかった。痛く強引傲慢な性格のキャラは良いのだが、受が一方的にやられっぱなし(Hではなく)だと可哀相になってくるので、攻に勝ったり攻が慌てるシーンをいれてくれないと受が可哀相な気分が昇華しきれない時もある。最終的に受が良いのならいいんだけど。
ついでにメインキャラがみんな遊び慣れているのは良いのだが、Aは遊び慣れている。でもこういうポリシーがある。Bは遊び慣れている。ここまでが遊びでやる範囲など。説明されているところが何か笑った。普通のキャラが恋愛する分(男同士であっても)には、不倫と他人の物には手を出さないとかポリシーをいちいち説明しないからな。
「カラメル」のワンシーンも出ていた。
5冊連続刊行の4冊目。所々微妙なのは変わらないが、ようやく萌えられそうな話が来た。続くなら個人的に攻の慌てるエピソードを希望。今回出張っていた受攻両方出来るキャラが主役になるなら、後書きにあった超真面目な受か、このキャラよりがたいの良いハンサムな受がアンアン言わされる話だったら読みたい。それ以外ならスルーかな。
Hはこの作家さんの標準。道具で始まる強引な初Hは、この作家さんにしては珍しいかも。最初からアンアン言わされている。
次も萌えられますように。
シリーズの脇カプ。スピンオフ。芸術家33歳×大学生20歳。13歳差。道具H。犬(コーギー)。


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2007年03月02日(金)
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