眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・巫女姫の結末:神楽日夏

ボーイズ小説・巫女姫の結末(リンクスノベル)神楽日夏

新興宗教の巫女として生きてきた受は、教祖の死と共に警備会社社長の攻と結婚する事になるが…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないマイナス1。
受は元巫女。父親は新興宗教の教祖。小さい頃から屋敷に閉じこめられたまま過ごす。学校に通った事がない。戸籍は女。華奢で天女のごとく美しい容姿。大きな黒い瞳。花のつぼみのような赤い唇。黒い艶やかな足下まである髪。絹よりも白い肌。神懸かり威厳がある。勘は鋭いが霊感があったわけでは無さそう。王女受。
攻は警備会社の社長。父親は大きなグループ企業を経営。腹違いの義兄が二人。唯一の正妻の子。母親は攻を産んだために死亡。祖父母に育てられる。父親は受の教団に神託を聞きに来ていた。背が高く肩幅も広い。意志の強さを表すようなくっきりと彫り込まれた作り。優秀で有能。運動神経も良い。力強い。部下の面倒見が良く慕われている。
初単行本。青田買いで何度か書いているが、その中では一番安定して文章はまとまっている気がする。同人からの加筆修正。この作家さんは同人も買っていたが、これはずっと男女物だと思いこみ買った事がなかったので、今回ボーイズだと知って驚いた。
よく中世ファンタジーで、城に閉じこめられていた姫が余所の貴人に略奪され、炎上する城から連れ出され、貴人の居城に連れてこられ大切にされる。最初は警戒するが次第に貴人の愛情にほだされ…みたいな流れの話があるが、それを現代に置き換えたらこうなるみたいな話。
受は新興宗教の巫女として生かされてきて、父親が亡くなったのを切っ掛けに外の世界に出る。
攻は強引ではあるが常に受の事を考え行動している。無理矢理何かしても後で反省し微妙にヘタレ。カプの間に波風はなく受が少しずつ攻に傾倒していく流れ。
受は傅かれる事に慣れている。最後はちゃんと攻を守っていた。新興宗教というと胡散臭いイメージがあるが、それに多く割かれていなかったので、さくっち読み流すことが出来た。
攻兄が何かしてくるのかと思ったがそうではなかった。思わせぶりに書かれていたので期待したのだが。
Hはそれなり。初夜まで最後まで行ってなかった。受のフェラ。作家さんは長い黒髪をまとわせてHするのに萌えると後書きに書かれていたが、本当にそんなHシーンだった。最初受はふたなりかと思ったが、体が未発達なだけみたい。
次も地雷でない限り買ってみる。
お姫様物。婚姻物。花嫁物。新興宗教物。社長27才×巫女18才。王女受。天女。

2007年02月04日(日)
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