眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・夜を閉じ込めた館:夜光花

ボーイズ小説・夜を閉じ込めた館(ラヴァーズ文庫)夜光花

ドールハウスを制作している受は、パーティで知り合った攻に館のドールハウスを造って欲しいと依頼される。田舎の山中に建てられた古い洋館を訪れるが…。
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受は立体アーティスト。ドールハウスを造っている。中卒。人形のように整い表情に乏しい顔。綺麗系。奥手。童貞。人嫌い。母親は小さい頃に亡くなる。父親は庭師。
攻は実業家。旧華族の家。切れ長の怖そうな眼。すらりとした体つき。全体的にいい男。人を従わせる威圧感。強引傲慢な攻。それなりに遊んでいる。母親は表向き病死。父親も数年前に亡くなる。仕事になると容赦ない。
攻の母親が怪死し誰が殺したのか突き止めるため、母親の亡くなった館に当時いた人たちを集める攻。子供の頃ひとときその館にいた受も館のドールハウスを造ってくれと呼ばれて滞在する。雪に閉じこめられた中館で起こる連続殺人。という流れ。
この作家さんは大なり小なり「謎」を織り込んで話を書いている気がする。既刊はほぼそんな感じ。それがこの作家さんの売りになるのかも。
大きな萌えは無かったが話は嫌いではない。「不確かな」と同じ位置。ラヴァーズは個人的に当たりが多い。話のバランスがまだ形がいいというか。他のレーベルの方が崩れているように見える。何故こんなに違うのか。
ただ今回謎解きのエピソードの合間にキャラ同士のやりとりを無理目に入れているようにも見えるので、キャラの心情が唐突に感じる時もあった。いつか話の部分とキャラの恋愛がバランス良く配合された話をコンスタントに読んでみたい。
執着攻だからこれからはラブラブな毎日が続いていくと思われ。何げに攻パパも執着する性格だったので執着は遺伝に違いない。
Hはそれなり。無理矢理や手錠プレイもあり。キューを突っ込むのはいかがな物かと思う。
次も地雷でない限り買ってみる。
ミステリー物。実業家30代頭×ドールハウス職人25才。殺人。館物。謎解き。シリアスタッチ。執着攻。


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2007年01月28日(日)
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