眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・甘やかな崇拝:高坂結城/不埒な男:ふゆの仁子
ボーイズ小説・甘やかな崇拝(プリズム文庫)高坂結城
新入社員の主人公は、親友の兄に片思いしている。親友兄が役員をしているベンチャー会社に入社したが、社宅が間に合わず親友兄と同居する事になり…。
何となく買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに2歩行く感じ。
主人公は新入社員。地方の国立大卒。180センチ強。スポーツをずっとしていて筋肉がきっちりつきそれなりに鍛え上げた体。真面目で保守的。堅実。家事・料理が得意。大型犬タイプ。好青年。頭は悪くない。
親友兄はベンチャーの役員。ほっそりとした体つき。怜悧な雰囲気。親が再婚し弟が二人。素っ気なく冷たい口調。栗色のさらさらとした髪。綺麗な顔立ち。美人系。
以下ネタバレなので注意。
この作家さんは最近滅多に買わないが、細身で美人系の受と逞しいハンサムな攻を多く書いているイメージで実際そうらしい。んで今回も12年間年上の美人受に片思いしていたスポーツマンな大型犬攻のつもりで読んでいた。
親友兄は主人公といやいや同居することになり、最初は冷たかったが主人公の手料理で懐柔され次第に心を開いていくが、兄の血の繋がらない弟が出てきて邪魔をして主人公は報われない気持ちを背負い云々という流れ。
大型犬攻は好きだし、真面目な良い子だし、美人受もいいなーなどと思って読んでいたのだが、最後のHでナチュラルに押し倒されていた大型犬にびっくりした。
ええーー受攻逆ですか。と喜びの声。心でガッツポーズをしてしまった。
ここでバラすのをどうしようかと思ったが、この喜びを感想に書きたかったのでばらす。
全てのボーイズ作品を読んだ訳ではないが、記憶に残る大型犬受(元攻な受やスポーツマン受ではなく)は片手で数えるほどなので、意外性のあるカプが楽しみたければ読んでみるのも良いかも。
折角の珍しいカプでダメつぼやキャラの嫌な言動は無かったが、全体的に薄味で物足りない。これがいつも通りのカプなら可もなく不可もなくだった。プラス2は意外性で。
クライマックスHの後すぐ終わっているので、攻に比べて可愛くない己を振り返り悩む受のエピソードなどを読んでみたかった。続きが出るなら是非そこらへんを頼む。
Hは一度。
次も設定次第。
社会人物。リーマン。ベンチャー。同居物。12年の長い片思い物。会社役員26才×新入社員22才。4才差。大型犬受。美人攻。攻の方が受より背が低い。
ボーイズ小説・不埒な男(リブレノベル)ふゆの仁子
受はバーで出会った男・攻と一夜を共にしてしまう。次の日ヘッドハンティングされた先に出向くと、世界的企業の後継者である攻と再会し…。
シリーズ。ずっと読んでいたので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
受はヘッドハンティングされた社員。顔の造作はかなり整っている。175センチ前後。骨格は貧相。全体的に細身。大きな黒目がちな瞳。数字に強い。アナリストとして米国で就職。優秀ではある。語学力はある。
攻は世界的企業スリーエックスの次期社長。甘さを感じさせる明るいけれど落ち着きのある柔らかい髪。かすかに茶色がかった青い瞳。俳優より整っていて艶にあふれ魅力的。艶気。IQ200以上の天才。13才で会社の仕事に携わる。情緒的には欠陥がある。人の上に立つカリスマ。父親は白鷺洲。「デキる男」の攻。
「デキる」の時に受を誘拐して周囲をかき回していた子供が今回の攻。父親はいくつになったのか。前の感想を転載していないので分からないまま。
受は性格がゆがんで孤独な攻に最初は反発していたが段々ひかれていき…というパターン。
全体的に薄く物足りない気がする。
話やキャラはともかく、人物の移動する過程が分かりにくかった。攻の同級生と諍ったレストランの隣りがベッドのある部屋なのかと思ってしまった。初めてHしたビルもあんなに何度も出す必要はあったのか。
ついでにゴッドの部下は受を気孔か何かで自由を奪って銃で脅したまま車を運転しなくても、ゴッドの所に連れて行くから資料を持ってついて来いと言うのではいけないのか。そっちの方が手間無く受を連れていけると思うのだけど。
も一つついでに、ゴッドの部下の家族はみんな自殺する必要はあったのか。唐突で驚いた。
別にそのように行動しても構わないと言えば構わないのだが、行動がだぶついて見えるというか、スマートに流れていないように思える。
受の珈琲のエピソードとサンドイッチの好みを訊く所は可愛かった。可愛かっただけにもう少し何かに被せてくれれば、もっとキャラの魅力が増したのに。
Hは2回ほど。
次も設定次第。
シリーズ。社会人物。次期社長19才×社員26才。年下攻。事件。脇カプ有り。一応シリアスタッチ?
2007年01月23日(火)
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