眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・未完の恋:いおかいつき

ボーイズ小説・未完の恋(花丸文庫)いおかいつき

大手商社でエリート社員の受は高校時代からの親友である攻に片思いしている。攻が離婚したと知り…。
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。恋愛物としては微妙だが最後は笑った。
受は大手商社のエリート社員。出世頭。会社員にとうてい見えない容姿。178センチ。無駄な肉のない均整の取れた体つき。肌の色つやも良い。襟につかない長さの茶色でさらさらの髪。少し色素の薄い眸。どこをとっても文句のつけようがない。真面目で自己管理が出来ている。酒豪。男女にもてたが攻一筋で童貞だった。
攻は家電販売店の営業。学生時代はサッカー部。人好きする笑顔が印象的。特撮俳優系の甘い顔立ち。3人の中では年下に見られる。180センチ足らず。スポーツ好き。明るく思いつきで行動しルーズな面もある。人気があった。
片思い親友物。大学助教授の親友と3人でずっとつるんでいた。
いつもキャラに対しては好悪を持たずに読み始めるが、これはまず攻が「何となく結婚しなきゃいけない」と思って結婚し、その後「何か思っていたのと違う」と感じて元嫁も他に好きな人が出来たのでさっくり離婚した。というエピソードで、だらしない性格に思えて株が下がった。
次に受は攻のため新しく住む場所を探すのだが、同じ会社で受に好意を持っている女性に物件を探すよう頼む下りで、受にも微妙な気持ちになった。受ほど真剣に思っている訳ではないのだろうけれど、10年片思いしている割に他人の気持ちを軽んじているように見えて株が下がった。
その後はあまり興味がもてないまま話が進んだのだが、最後のクライマックスHの下りからへぼい展開に大笑いしたので、最初は微妙で最後は爆笑な作品だった。
何となく話運びの段取りが悪い文だと思ったのだけど何故だろう。リーマンや同級生物は好きなのだが、あまりぐいぐい読めなかった。最初株が下がっても途中からは持ち直していたのに不思議だ。
Hは2回。最初は元妻が使っていたダブルベッドの上で。次は受の部屋で大学助教授の親友が隣りにいるのにはじめてしまい、最後は受が失神。次の朝は3人で爽やかに迎えていた。どこのギャグかと思った。
親友も二人が揉めていると心配して、カプが話し合う間何かあったら飛びだそうと隣りの部屋で様子をうかがっていたのに、いきなりHをはじめられて驚いた事だろう。
次も設定次第。最近微妙なのが続いている。
片思い物。高一からの親友。10年の片思い。親友同士カプ。同級生カプ。28才同士。受に当て馬。


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2007年01月18日(木)
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