眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・君が、ひとりで泣く夜に:神奈木智/彼の孤独を、飼い慣らせ。:神奈木智

ボーイズ小説・君が、ひとりで泣く夜に(ルチル文庫)神奈木智

組長の長男である受は、出かけた先で具合が悪くなり刑事の攻に助けて貰う。それから友人のような関係だったが、受の双子の弟の二代目組長襲名式が迫った時…。
シリーズ。前巻が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくプラス2。
受は組長の双子の兄。長男。生まれつき体が弱く学校にも満足に行けず寝たり起きたりの生活を続けてきた。穏やかで思慮深い性格。実家がヤクザであることを嫌っていた。箱入り。綺麗な顔立ち。頭は悪くない。優しい。
攻はひらの刑事。少年課。1作目カプの受とも親しい。人好きのする笑顔。仕事に真面目に取り組んでいる。感情が表に出る。清潔感がある。面倒見が良い。がっしりとした体つき。
シリーズを通しておっとりして穏やかな受の意外な姿が拝める。こういう設定は萌えだが、ロミジュリなカプなのでくっついた後でも心配。
障子越しに話す受と攻のシーンは良かった。後書きを見ると、色々考えて書いていたみたいで丁寧に考えられている気がした。
番外で既存のキャラを使って別カプを書いている。Hはしないので雰囲気を楽しむだけ楽しんでみるのも良いのかも。
Hは少ない目。
次も設定次第。
シリーズ。少年課の刑事×組長の長男21才。事件。


ボーイズ小説・彼の孤独を、飼い慣らせ。(ルチル文庫)神奈木智

シリーズ。「やさしく殺して」カプメイン。襲名式も終わり一段落した頃、組長の背中に入れ墨を彫っていた彫り師である男が受と会いたいと言ってきて…。
ずっと買っているので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。キャラ設定は「やさしく殺して」の所で。
受の過去がメイン。受の家族同然の彫り師が出てきて、攻もかつて結婚していた元嫁と子供(攻の血はひいていない)が出てきて受が動揺する。
薄味ながら収まるところに収まった感じ。彫り師の動向が気になる。でも安易に脇カプになって欲しいわけではない。しかし何度読んでも受=ジゴロの図式が頭に浮かばない。
番外では攻の舎弟視点での受の話有り。
Hはそれなり。出来上がっているカプなので遠慮はない。
次も設定次第。
ヤクザ物。抗争。ヤクザの幹部32歳×元ヒモの青年19歳。シリーズ最終巻。腋カプあり。

全体的に嫌な話ではないし、キャラも好み。好きなシチュエーションも台詞も所々にあり安定して読めたのだけど、全体的に薄味なままだった。だれていたわけでもぐだぐだしていた訳でもないんだけど。何故なんだろうと不思議だった。個人的な好みとしては、1回目4回目のカプ、組長×医者カプ、刑事×組長の長男の順。

2006年12月16日(土)
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