眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・吸血鬼と愉快な仲間たち:木原音瀬/204号室の恋:砂原糖子

となりの801ちゃん・小島アジコを買ってみた。
最近腐女子を扱った本が多いなーと思ったので。腐女子を彼女に持つおたく青年のブログからの書籍化らしい。
キャラで載っているCという漫画みたいな話だった。あっちは腐の中側からだが、これは外側からみたイタイ(?)言動。
定価1000円なのだが、1Pに4コマが1つだけなのは懐に痛かった。
この手のネタでよく出る腐の属性として、エンピツと消しゴムみたいな無生物でカプを作るとか、男が二人でいるのを見かけると受攻を決めるというのがあるが、この二つだけは一度もやった事がない。だからといって自分がぬるいと主張するつもりはないが、いろんな属性があるんだと感心する。
これも1/3ぐらいネタが分からないのだが、それを何となくほっとしている私がいる。無駄なあがきですけどね。



ボーイズ小説・吸血鬼と愉快な仲間たち(ホーリーノベル)木原音瀬

アメリカ人の吸血鬼は事故で日本に輸入されてしまう。昼間は蝙蝠、夜は人間に戻る生活で、エンバーマーで人間嫌いの男の部屋に居候する事になったが…
いつも買っている作家さんの新刊なので買ってみた。楽しかった。
まだHしていないのでキャラ紹介。
吸血鬼はアメリカ人。ネブラスカ州出身。俳優志望だった。21才の時に引っかけた女の吸血鬼に中途半端に血を吸われ欠陥のある吸血鬼になる。昼間は蝙蝠夜は人間。牙がないので人から血が吸えなかった。吸血鬼生活8年目。金髪青目だったが今は黒っぽい金髪にグレーの瞳。
エンバーマーの男は人間嫌い。無駄口を叩かず職場でも浮いている。彫りが深く綺麗な顔立ち。切れ長の瞳。高い鼻。硬質でストイックな色気。肩ぐらいまでの波打っている髪。ぶっきらぼうで口が悪いが、優しい性格。
まだカプにはなっていないのだが、いつものパターンでいくと吸血鬼×エンバーマーになるのか?
ギャグ系の話っぽいけど「ママ」ほど突き抜けていなかったのは、吸血鬼の可哀相な境遇を書いた部分が多かったからかも。
吸血鬼物といっても颯爽と登場して人間を翻弄するタイプではなく、人間に翻弄される所帯じみた地味な性格。元大学生だった割に同居することになって幼児化している気がしないでもない。まさか頭が蝙蝠に近づいているとかではないよね。アルジャーノンになりませんように。
数冊続くなら最後はハッピーエンドになってほしい。
脇キャラの刑事もいい味出している。最初こっちと男がくっつくのかと思ったが、そうなったら吸血鬼が可哀相過ぎる。エンバーマーが病院に担ぎ込まれた下りは笑った。
Hは無し。
まだ続くそうなので楽しみにしている。
吸血鬼物。ヴァンパイア物。シリーズ。エンバーミング。吸血鬼29才。エンバーマー30才。



ボーイズ小説・204号室の恋(ディアプラ文庫)砂原糖子

大手スーパーで働く受は、転勤先の田舎で下宿を二重契約され美大生の攻と同居することになる。最初は合わない相手と反発していたが…
大概買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
受は大手スーパーで働く社会人。業績の悪いスーパーのてこ入れとして派遣される。店長代理。真面目で仕事熱心。若く見える顔立ち。取っつきにくい。
攻は美大生。茶色の髪。ピアス。スーツから180度離れた服装。ノリは軽いが落ち着き払ったふてぶてしい態度。絵画専攻の3年で将来性はあるかも。友達が多い。
二重契約で無理矢理同居する羽目になった受と攻。最初は攻をいやな奴だと思っていたが、一緒に過ごす内に…というパターン。
特にキャラが嫌だったわけでもエピソードに地雷があった訳でもないが、今ひとつのめり込めなかった。ぴんとこないというか。雑誌の時からそう思っていたが、書き下ろし部分でも挽回しなかった。うーむ。
この作家さんの既刊はどれもそれなりに楽しんでいたので、ここまでつまるもつまらんも無い作品は自分にとって珍しい。
攻に結婚歴はなくても良かったのに。
ついでにすれ違い部分の後の仲直りがさらっといつもよりは流されていたというかページが少なかったためか、このカプはいつか別れそうと思ってしまったのも乗り切れなかった原因かも。
攻はまだ大学生なので受が転勤になってもついていけるし、将来絵方面で働くなら同居も難しくは無さそう。お幸せに。
Hはそれなり。
次は期待している。
同居物。美大生20才×会社員29才。攻に結婚歴有り。

2006年12月15日(金)
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