眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・蜘蛛の褥:沙野風結子

ビーボーイゴールド12月号を買ってみた。
大和さんは珍しく受の年齢が高めで、今までで一番気になっていたのだけれど次回で終わりらしい。もう少し有為曲折あって欲しかったかも。最初はどちらとくっつくのかと思ったが、ここまで来たら後輩とくっついて欲しい。
桜城さんはもっと攻が鬼畜というか強引ぽかったはずなんだけど別の作品と混じっている? 来年単行本が出るらしいので買ってみる。あおいさんは初めて読んだが、絵柄は安定しているっぽいので、投稿新人というよりは同人かなにかしていた人かも。話は気になったので単行本が出たら買ってみる。
CJさんはプチトンデモっぽい設定なのだが続きは気になる。四谷さんの政治家萌えエッセイは前から読んでいてずっと微妙で、他の作家さんの書く萌えエッセイでそんな気持ちになった事が無かったので何故かと思っていたが何となく分かった。
たぶん他の作家さんは、例えばダンサーだったら踊りが素晴らしいとか、スポーツ選手なら体の動きが綺麗とか、俳優なら演技がぴかいちとか、取り敢えず直接萌えをオブラートに包んでいるのだが、この人の政治家萌えはそういうのが無いので抵抗が強いのかも。まあ、この政治家のこの政策は最高とか書かれても困るんだけど。何れにせよ政治と宗教ネタはやめておいた方が良いと思うのだが。
次号は、剣解が載っているので買うつもり。つか、黒の騎士の続きが出て良かった。毎回連載が終わるたびもう載らないかもと思ってついつい載っている号を買ってしまうのよね。他には大和さんと小鳩さんが楽しみ。



ボーイズ小説・蜘蛛の褥(ラピス文庫)沙野風結子

検事の受は、ある事件で高校時代の後輩でヤクザになった攻と再会する。同僚に片思いしている事を知られ黙っている代わりに抱かれるが…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないと面白かったの間。
受は優秀な検事。公平を心がけ真摯に取り組む。弓道部の部長だった。同僚に片思いしている。整った顔立ち。後ろに流しぎみに整えている黒髪。切れ長な一重瞼。涼しげで色っぽい。完璧。美人系?
攻はヤクザ系列の会社副社長。ヤクザの叔父に育てられ自らヤクザになる。背中に蜘蛛の刺青。肩のがっしりとした厚みのある体躯。エネルギーの漲る力強い足取り。野性味が漂う。ふてぶてしい肉厚の唇。さっぱりと整えられた堅い質感の髪。猛々しい光が宿る奥二重の鳶色の目。左目の下に傷。
「蛇淫の血」のリンク作。攻の所属している組の頭が蛇淫カプになる。
この作家さんのエロは、HシーンもHくさいシーンも、こういうエロを書きたいという意思が太字で強調されているようでとても好感が持てる。今回も萌えるエロだった。攻が無理矢理キスして口の中の血を舐めるシーンが好き。
後書きを読むと今回は「意味のある3ぴー」が目標だったらしい。一応意味はあった。萌えた。これが書きたくて書きましたという姿勢が好き。
今回も刺青が出てくる。前回が蛇なら今回は蜘蛛。攻が受のために入れ墨を○○する所には萌えた。毎回キャラの見せ場をしっかり入れてくれるのが嬉しい。キャラの相手に対する気持ちが確定したの所を印象的なシーンで見せてくれる。
攻もただの強引傲慢な性格ではなく、なかなか落ちない受のためにぐるぐるしている。ある意味高嶺の花を手に入れるみたいなものか。
この作品だけなら悪くないプラス2ぐらいだが、前シリーズと合わせて面白いに2歩足りないぐらいに上がった。
Hは多い目。いろいろなパターンでやっている。
次も期待している。
ヤクザ物。再会物。入れ墨。刺青。シリーズ。ヤクザの後輩28才×検事の先輩29才。デッドエンド系。3ぴー。温泉H。青○。顔○。

2006年10月29日(日)
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