眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・真夜中に降る光:砂原糖子/二重螺旋3:吉原理恵子
ボーイズ小説・真夜中に降る光(ルチル文庫)砂原糖子
喧嘩して怪我をしたホストの受は、通りかかった攻に介抱される。攻がゲイだと知り…
「夜明け」のリンク作品。前作が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。悪くない寄り。
受はホスト。父親に殴られ母親は酒浸り。17で上京し18でホストになる。顔は整っている。世をすねて刹那的。喧嘩っぱやく暴力的。170センチ強。ピアスを沢山つけている。
攻は空間デザイナー。学生時代は優等生。昔は遊んでいたが弟が亡くなり真面目になった。スレンダーな体つき。伸びた首筋。黒髪に華奢な眼鏡。ノーブルな顔立ち。穏和そう。キリンのよう。几帳面。
両親に虐待され故郷を飛び出し刹那的に生きてきた受が、攻と出会うことによって前向きになる話。最初受はひどい男で、攻や回りに攻撃的で乱暴な事をしているが、心の底の良心を掘り起こして、3歩進みそうで1歩しか歩まないカメの歩みで前向きになる。
前作カプとどちらが好みかというと若干向こう。気に入らない事があると他人を殴る受は今一つ。
しかもこれってあまり治っていないので、これから万が一攻と何かあると、今と同じ崩れた生活をするか自傷しそうな気もする。自分と攻のために強くなってくれ。
攻はとても我慢強い。一見天然に見えて実は計算しているっぽいのも良い。こっちはのらりくらりとした攻がいい味だしてて好み。
Hはそれなり。
次も設定次第。
社会人物。空間デザイナー30代頭×ホスト26歳。ホストクラブ。受にトラウマ。シリアス。眼鏡攻。
ボーイズ小説・二重螺旋3(キャラ文庫)吉原理恵子
連続暴行事件の被害者となった受は、高校に復帰するが身の回りはあわただしいままで…
続編が気になっていたので買ってみた。激しく微妙。
キャラ説明は前巻で。と書こうとしてあまりに前すぎて前の日記で書いたままだった。探す気がおきないのでこのまま。
他の新刊はもう追いかけることは辞めたが、これだけは近○そー姦で続きが気になったので買っていたが、もうそろそろお腹一杯。
このままの進み具合で行くなら、次はまだ買うけれどその次は多分買わない。
今回話は進んでいるようで殆ど進んでいない気がしたのは、受と攻の関係がまったく変わっていないため。受と攻の気持ちが変化するならまだ先に興味があるが、ずっとこのままの状態なら、出来上がったカプのその後の長々続く続編を読んでいる気分になりそう。
相変わらず主人公に何かあると、回りの賛美する側が視点変えてどんどんそれに対して「主人公可哀想ー」と感想を述べていく作り。ジャンプ原作のアニメを思い出してしまった。
作家さんの贔屓ぶりが透けて見えている気がして、読み進めるごとに微妙に引いてしまう。可哀想な受を作って可愛がるパターンは他の作家さんでもやっているのだけど、この作家さんが苦手なのは、微妙に攻撃的なので萎えが加速するというか。
例えばマスコミの報道の酷さでも、感情的にマスコミめーと書くのではなく、もうちょっとオブラートに包んで作品として昇華して欲しい。
贔屓の引き倒しで客観性に欠ける作品は他にいくらでもあるけれど、ここが一番のネックになっている。良い意味で熱く悪い意味で攻撃的。
作品上でキャラの感情ではないきつい感情をぶつけられると、読んでいて疲れてしまう。昔はもうちょっと作品として昇華されていたと思うのだが。
Hは2回。
この作家さんの作品を読んでいて、最近流行っている成分分析を思い出した。
二重螺旋3の39%は前回までの粗筋で出来ています。
二重螺旋3の23%はモブの噂話で出来ています。
二重螺旋3の25%は可哀想な受の描写で出来ています。
二重螺旋3の13%は作家さん特有の単語で出来ています。みたいな。
数字はてきとう。単語を30ぐらい放り込んだら作れそうな気がする。
次があるなら頼むから話を進めて欲しい。この作家さんに限らず激しい文は誰でも疲れるので苦手だ。
近○そー姦もの。モデル兄×高校生弟。シリーズ。
2006年07月03日(月)
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