眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・人工楽園:浅見茉莉

エヴァンゲリオン10を買ってみた。
前巻からカヲル君が出ていたが、まさかシンジとのキスシーンを拝めるとは思わなかった。ちょっとびっくり。メインはそこではないのだが、インパクトが強かった。カヲル君が敵だと知った時のシンジの描写が楽しみ。カヲル君はテレビより人間くさくなっていた。
なんのかんの言ってやはり好きだ。エヴァ。



ボーイズ小説・人工楽園(シャレード文庫)浅見茉莉

研究者の攻は心臓が悪い弟のため弟のクローンである受を作る。一緒に暮らす内に真っ直ぐな受が好きになり…
雑誌掲載2本とその後の書き下ろし1本。2カプ出てくる。可もなく不可もなくから悪くないに1歩行く感じ。
最初のカプは、
受1は攻の弟のクローン。16歳ぐらいの外見。生まれつき左目の視力が殆ど無い。攻1、2ぐらいしか身近に人間のいない環境。真っ直ぐ。羞恥心が少ない。細い顎。見た目より情緒は幼い。
攻1は天才的な研究者。天才的な頭脳で10代半ばからとある研究所で活躍していた。24から弟のために山奥へ引っ越す。弟だけが家族。
もう一つのカプは、
受2は昔大病をして心臓が悪い。20歳まで生きられないと言われている。頭が良い。しっかりしている。心臓に欠陥があり何も出来ない自分にコンプレックスがある。攻1の11歳離れた弟。
攻2は優秀な外科医。攻1の友人。家族を事故で亡くし天涯孤独。攻1が引っ越した時に一緒についてきた。受1に思い入れしないよう冷たく接する。受2が大切。
なんちゃってSFの現代設定。クローン云々以外は現在の生活と変わらないっぽい。難しい単語や設定は無く弟のためにクローン作ったけど情が移ってどうしようという流れ。
話自体は嫌いではないが、あまりキャラに親近感が持てなかったのでこの感想。キャラ自体は悪くないが性格付けをもう少しして欲しかった。これでは記号の域を超えなかった。
攻2が一番人間くさいかも。書き下ろしはカプ2のその後。体が丈夫になった受2が外に出るようになってやきもきする攻2。そのあわてっぷりが可愛い。
Hは話それぞれ1回づつ。
この作家さんは花丸デビューの時からずっと追っているけれど、最近のよりは少し前の方が好みな気がする。今も悪くないのだが少しさらっとしているような。
でも次も地雷でない限り買うつもり。
エセSF。クローン。研究者28歳×弟のクローン外見16歳。外科医32歳×青年20歳。シリアス。しみじみ。

2006年03月30日(木)
最新 目次 MAIL HOME