眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 小説・星の秘密:剛しいら/夜の秘密:剛しいら

ボーイズ小説・星の秘密(ダリア文庫)剛しいら

両親を交通事故で亡くしたばかり受は、夜空を見上げている時に吸血鬼の攻と出会う。血を攻に提供する人間として選ばれた受は、攻の滞在する別荘行くが…
シリーズ3作目。何となく買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は医療の研究をしている院生。一人っ子で両親を亡くしたばかり。星を見るのが好き。眼鏡。真面目。一途。178センチ。優しい顔立ち。血液の研究をしている。
攻は千年以上生きる純潔の吸血鬼。侯爵と呼ばれ世界を旅し同胞を守る。いくつかの会社を持っている。人の心が読める。柔らかな長めの金髪。くすんだブルーグレーの瞳。冷たい美貌。北欧の貴族のよう。気品のある顔立ち。黙っていても伝わる威圧感。
前2冊は読んでいなかったけれど、それなりに読めた。世界観がしっかりしていて面白い。
しかし文庫で短いためか世界観やら事件がメインになっていて、恋愛部分は効率よくまとめられていた感じ。事件部分はこれ以上端折ると分かりにくくなると思うので、ノベルとかでもう少し恋愛面を長く読んでみたかった。
カプ自体に波風はあまりある気がしない。性欲のない吸血鬼の攻はどうやってHするんだろうと思ったが、何とかやっていた。まだまだ続けようと思えば続けられるようなので、別の話も読んでみたい。
最後の締め方は時の流れを感じられる終わり方で、こういうのに弱いのよ。少しうるっときてしまった。この作家さんのこういう締め方はとても好き。
既刊も買ってみようか。
吸血鬼物。シリーズ。脇カプ有り。他シリーズの主役も出てくる。吸血鬼×研究生24歳。攻の年齢を10万36歳とか書きたくなった。いやなんとなく。



ボーイズ小説・夜の秘密(ダリア文庫)剛しいら

刑事の受は捜査中撃たれて死にかけたところを吸血鬼に助けられる。新たに吸血鬼になった受は、同僚で片思いしていた攻を心配し、事件を捜査しようとするが…
シリーズ2冊目。3冊目が気に入ったので前のこれを買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は大学卒業後警察官になり刑事になる。攻と組む。優男。頭が良い。真面目で誠実。努力家。優しい顔立ち。人当たりの良い風貌。
攻は先輩刑事。誰にでも優しく気がいい。普段は物静かな大男だが、怒り出すと止まらない。黙っていると男らしい色男だが女性にはもてない。短髪。太い首と逞しい上半身。長い足。ノンケ。
受は吸血鬼になり吸血鬼の流儀を学びつつ、撃たれた事件を解決しつつ、攻との恋愛をまとめるのを文庫でやったので、全体的に駆け足っぽい。吸血鬼って便利。と少し思った。
受も攻もこの作家さんがよく書くタイプだが、それぞれ好感が持てる。受が健気で良いね。攻は少し亭主関白っぽいが。
最後はやはり時の流れを感じさせる終わり方で、余韻の残る最後だった。よくある締め方なんだけれど、この作家さんが書くとツボるようだ。
吸血鬼物。シリーズ。脇カプ有り。他シリーズの主役も出てくる。先輩刑事×後輩刑事。2歳差。

※この作家さんは現代物の方が表現が古くささを感じることがあるけど、時間を超越したりゴージャスな設定だとその匂いが薄くなる気がする。

2005年11月20日(日)
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