眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・専属契約:橘紅緒
リンクス12月号を買ってみた。買ってみた宣言のみ。
火崎さんが楽しみ。他の作家さんは様子見。しっかりした作家さんばかりなので、いくつかは当たりがあるかな。
エスコートシリーズが完結するので、単行本でフェアがあるらしいが、その作家さんが好きで新刊が出てから買っているのに、万が一既刊でしか応募出来ないなら微妙にむかつくかも。そうでありませんように。なむなむ。
ボーイズ小説・専属契約(シャイノベル)橘紅緒
16歳の受は、事故で来られなくなった女性モデルの変わりに女装してモデルをする羽目になる。その時のカメラマンの攻が気になって…
前回が気に入ったので買ってみた。微妙と可もなく不可もなくの間。
受は16歳の少年。通信教育を受けている。育ての親の元に居づらくて女優のマネージャーのマンションで住んでいる。綺麗な顔立ち。色素の薄い髪・目・肌。一見すると女の子に間違えられる。気が強い方。
攻は新進気鋭のカメラマン。才能がある有望株。強引傲慢。女性にもてる。不遜。喫煙者。ハンサム。
気になる2作目。最初はわくわくしながら読んでいたのだが、段々首を傾げる事が多くなったというか。
前作の感想を読み返すと、今回もほぼ同じ感想だった。コピペした方が早いかも。
受は割と内にこもり最後まで悶々うだうだとしている感じ。別にそれでも構わないのだけど、受の背景が殆ど出て来ないので、性格やらなにやらさっぱり分からず、キャラに親近感も好感も持てなかった。
受中心で書かれているのに性格が掴めなかったのは、エピソードに対しての受の感情が殆ど書かれておらず、外から受を見た描写が並んでいるので、受に密着しているのに関わらず、本人が何を考えているのかよく分からなかった。
多少なら脳内補完で何とかするが、最初から最後まで脳内補完するのはつらい。
受が育ての親の所から出ているのも特に虐待された訳ではなく、優しすぎるからとかいう曖昧な言い方で、将来何をしたいのかも無いみたいで、行き当たりばったりで日々に流されて生きている感じ。総じて好感が持てるエピソードが無い。
そんな感じなので、理由も見当つかず同じ所で足踏みしている赤の他人を、後ろから眺めている気分になり、途中からいらいらしてしまった。
感情の起伏が少なく淡々と情景が進んでいく雰囲気小説っぽい。好きな雰囲気なだけに微妙な気分が降り積もっていく。
ほうと思えるエピソードもいくつかあったし、文章などなまじしっかりしているので、つい期待してしまう部分もあったのかも。
他の新人さんでも似た感想を書いたような。
前作よりこちらの方が読みやすかったけど、前作の方が親しみが持てて面白いと思えた。
Hの回数はそれなりだが、そのもののシーンはあまり書かれていない。
次は設定次第。期待したいのだけど、次もこんな感じならつらい。
モデル物。淡々。プチセンシティブ。カメラマン×モデル16歳。
2005年11月10日(木)
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