眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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小説・琥珀のうたたね:神奈木智
ボーイズ小説・琥珀のうたたね(ラヴァーズ文庫)神奈木智
主人公の青年は行方不明になった父の代わりに探偵事務所を切り盛りしていた。ある日記憶喪失の攻を拾い同居することになったが、攻には不思議な力があり…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は父親が居なくなり大学を辞め父親の探偵事務所を継ぐ。大学中退。父子家庭だった。非力。優しい。人なつこい性格。
攻は浮世離れした凄絶な美貌。きらめく刀を連想させる整った顔立ち。研ぎ澄まされたうす茶色の目。肩まで伸ばされた闇色の艶やかな色。背が高い。普段は眠たげでだるそうな様子。記憶がまったく無く受にだけ執着している。普通の常識は持っている。
受攻と書いているが、B止まりなので押し倒した方が(?)攻表記。でも微妙に受カプというか百合カプっぽかった。
攻は物や人の過去の出来事を知る能力があり、受はその能力を発揮するのを手伝う役割。受パパの後輩の刑事や由緒正しい退魔師など脇キャラも立っている。
今回は記憶を無くした攻の事情が分かり、受パパの事件も出てくる。正直このエピソードは文庫1冊では詰め込みすぎではないかと思った。
血なまぐさいオチになるのかと思ったが、実は攻も良い性格だったのでこれで良いのか悪いのか。結局黒幕はしょぼかった。微妙にすっきりしないのは、後味悪くならないよう少し強引にまとまったような気がしたので。
最後の最後で、受パパが生きているかもというのはどうなのか。最後までしていないし続くのかも知れないが。この設定で1冊完結は寂しいので続いて欲しいといえば欲しいんだけどね。
この作家さんは透明感のある作風だと思っているが、今回もその雰囲気はあった。不思議系の設定は作家さんによって面白くなくなるのだけど、この作家さんのは好き。
続きが出れば買う。
不思議な能力を持つ青年(20代?)×探偵紛いの仕事をする青年19歳。超能力物。一種の退魔物。
2005年11月06日(日)
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