眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・夏休みには遅すぎる:菱沢九月

コミックアクアを買ってみた。
水名瀬さんはようやく攻が重い腰を上げてやる気になっている? このペースでは単行本1冊には収まらないよなとか思ってしまった。
ラブリーは攻が事故に遭っていた。この話になってぐだぐだ度が上がってきているような。前はシンプルで分かりやすかったのに。何故攻の元恋人は愛人になってまで研究を欲しがっているのかよく分からない。それだけ金になるなら最初から研究中止にならんのではと思ってしまう。攻の趣旨は一貫してほしい。そこが好きだったので。
稲荷家さんは百日の第二部がはじまった。1話に必ず見せる場面を描いてあるけど今回は血だらけの攻を抱える受の図か。声も出せないぐらい弱っているのに、受を引き寄せる体力を残している攻に萌え。



ボーイズ小説・夏休みには遅すぎる(キャラ文庫)菱沢九月

会社員の受の元に大学時代寮で同室だった後輩の攻がやって来て、無理矢理連れ出され旅に出ることになったが…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。悪くないと割と面白かったの間。
受は建築資材を作る会社の社員。両親は田舎の教師で本人も教師を目指していた。堅実そうな雰囲気。嫌になるほど柔らかい作りの顔。黒目が多い涼しげな瞳と薄い唇。華奢な顎のライン。日本人形めいた目鼻立ち。色合いの薄い目と髪。170センチ。ゲイ。気が弱い。体力もない。他人と馴染むのに時間がかかる。細いフレームの眼鏡。
攻は受の大学時代の後輩。建築科在住。母子家庭。母親をとても好き。聡い犬のような瞳。意志の強そうな眉。深く響く声。おっとりと笑う。180センチ。大型犬だが腹に何か籠もっている。大人しい犬のような雰囲気。やさしい性格。勘がいい。情熱的な部分もある。
大学時代片思いしていた攻に急に押し掛けられ一緒に逃げるという話。
一見優しく穏やかそうな大型犬攻の心の底に、一種の狂気みたいなものが潜んでいるという設定が萌えた。この作家さんの密かに壊れている攻は好き。既刊「のらいぬ」まで行くと退き気味になるが、このぐらいの痛さは好き。
攻は受を好きになったら、ひたすら甘やかして甘えて可愛がる性格っぽい。
母親に対する思いは大丈夫かと思わないでもなかったが、時期を考えると仕方がないよね。
逃げている理由がなかなか出てこなくて、ちょっと苦しいかなと思う部分もある。
攻のパパと義兄のやり取りがコミカルで笑える。特に義兄。無表情で冷たい雰囲気。言葉も事務的で暖かみがないけれど、実は攻が気に入っていてなかなか懐いてもらえない。報われない性格なところが可愛い。脇カプとして読みたいわけではないけれど、もう少しこの家族のやり取りは読んでみたいと思った。
Hは多い目。割とバリエーションもある。眼鏡の受に…というのもあった。逃避口中こんなにHをして体が保っている受は、実は体力があるのかも知れない。
次も設定次第。
逃避行物。建築。出生の秘密。大学の後輩23歳×先輩24歳。眼鏡受。大型犬攻。顔○。異物挿入。OKY。

自分で選んでいるためかも知れないが、なにげに大型犬攻増えていないか?

2005年10月29日(土)
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