眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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漫画・誘惑の羊:前田紅葉/小説・龍を飼う男:ふゆの仁子
ボーイズ漫画・誘惑の羊(ショコラコミック)前田紅葉
短編集。雑誌掲載4本と表題の続編書き下ろし14P1本の計5本。
何となく買ってみた。可もなく不可もなく。
表題は中世ヨーロッパが設定の放蕩貴族×真面目な神父。ひょんなことから知り合って気になる受に手を出す攻。
もう一つはイギリスの海賊×海軍士官。同じ船に乗っていた攻が脱走し数年後海賊として受と再会する。
もう一つは明治時代、ドイツに留学している陸軍士官がアカデミーの教師であり軍の名参謀である軍人を好きになる。ドイツ軍人×日本軍人。
もう一つはギムナジウムで同じ部屋になったクラスメートカプ。攻は取っ付きにくい性格だが、実は過去婚約者を死なせた事故がトラウマになり…みたいな話。
作家さんはししゃも歳三から改名したらしい。雑誌に載っていた漫画しか読んでいなかったが、正直、前の名前のままなら買わなかったかも。絵柄は多少変わっている? 買うまで気付かなかった。良い意味で既存のイメージは変わった。
どれも短いためかひねりは少なく順当に話が進む。なにげに時代物ばかり。変わった設定なのは良いのだが、どのカプもずっと一緒にいられるという終わり方ではないので、くっついた後も微妙に安心できないというか。ああ良かったでは終われない。
次は雑誌で様子見。
短編集。時代物。軍服。軍人。海賊。ギムナジウム。寄宿舎。コスチューム。
ボーイズ小説・龍を飼う男(ラヴァーズ文庫)ふゆの仁子
続編。香港での仕事をマフィアに妨害されている受は、大学時代の知人でマフィアと繋がりがあると噂の攻の元に行き、受を買うかわりに何とかして欲しいと持ちかけるが…
「駆け引きの」の続編。別カプ。気になったので買ってみた。可もなく不可もなくから一歩悪くないに行く感じ。
受は世界的に有名なアメリカの大手スーパーに勤める。大学はボストンに留学した。黒目がちで大きめの目。唇にほくろ。一般的な家庭に育つ。弟が1人。華やかで軽やかで清楚な雰囲気を持つ。
攻は鋭角的な細面の顔。すらりとした長身。英語、北京語、広東語、日本語が話せる。眼鏡の奥の鋭い眼。顔立ちが細いためか全体的にとがった印象。マフィアの庶子。優秀な頭。酷薄な性格で人も殺せる。
出会ってすぐHしているが、そのHが終わるまでは丁寧に状況や心境が書かれているのは、前作と同じ。こういう仕様に揃えるつもりなのか。
受の会社が店舗を建てる土地が風水的に大丈夫かという時、攻が上司は中国人だから気にかけているだろうと言ってたが、香港マフィアと揉める元になった契約をする時、中国人なら誰もが知っている袖の下を渡さなかった事で、相手が気を悪くしたのだが、上司はなぜそこらへんも上手く処理できなかったのか気になった。
他にも攻は風水師の母親に香港に残ると不味いと予言されその教えを守っていたのに、受と出来た後、一緒にいたいためになんとか理由をつけて残りましたとか言っていたが、母の教えは無視かいとか、香港から出るために表では攻が父親を殺して追放された事になっているので、その状態でほいほい戻って大丈夫かいとか、引っかかる展開が多い。
後、受はマフィアの揉め事に巻き込まれているのを自覚している割に軽く動きすぎ。中学生でも警戒するだろう怪しい電話に誘われてまんまと捕まっている。
昔から中国人×日本人のカプに反応する体質なので、このカプも美味しく頂けたのだが、話の展開は途中から突っ込みたくて仕方がなかった。後半駆け足になるのも前作と同じで仕様なのか。
最初のHで受が裸になり、攻が煙草を持ったまま体を検分するシーンは萌えた。煙草の灰が皮膚にあたるのをわずかに怯えるシチュが好み。
ついでに激しいHをした後、攻のシャツ一枚で攻の客の前に出てしまうあたりの恥じらいぶりが好き。ただこれはイラストに大きく助けられているところがあるのかも。
受や攻のキャラとカプは好感が持て萌えたのだが、話のエピソードで首をひねった。
この話は続くらしいので、それは買うつもり。
社会人物。シリーズ。マフィア中国人×会社員日本人。同級同士。26歳同士? 眼鏡攻。
2005年09月25日(日)
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