眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・作る少年、食う男:椹野道流

ビーボーイを買ってみた。
エビスはボス編。このシリーズ唯一はまりきれないカプなのだが、この連載で見方が変われるのか。
セクスピは前に出てきたアラブカプだった。日本舞台だったので少しがっかり。いや連載なので今後に期待したい。どうせアラブを描くなら、有無を言わせずさらわれて砂漠の国の後宮に押し込められてH三昧な日々を描いて欲しい。受は羽根が生えているので飛んで逃げるというオチで。
個人的にふたまたは好きでないので、今のところは様子見。それにしても受の顎に急にチョビ髭が生えるのは、描き忘れなのか?
こうじまさんの話は(多分)アラブが受なので、それだけは珍しいかも。亜樹良さんは新連載。続きが気になる。
山田さんは古本屋カプ。割と好きなカプなので続きが気になる。鳥人さんは女言葉を話すキャラだった。最後まで描いていないので受攻は分からないが、攻だと良いな。何となく。石原さんはともかく最後まで描いて欲しい。
今月は、割と好きな作家さんが多かったので良かった。
次号も楽しみ。



ボーイズ小説・作る少年、食う男(シャレード文庫)椹野道流

港町で検死官を勤める攻は、ある事件で立ち寄った酒場で男娼である受と出会う。料理が学びたいと攻の家に出入りするようになった受だが…
雑誌掲載とその続編。設定が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は男娼。捨て子で孤児院で育つ。黒髪黒い瞳。黄色みを帯びた白い肌。すっきりとした好ましい顔。白人の多い街では異質。意志の強そうな瞳。元気で真っ直ぐ。料理人になりたい。両親を捜したい。
攻は検死官。北の国で外科医をしていたが流れ着く。上級市民。プラチナブロンド。暗青色の目。冬の海を体現したような外見。端整な面立ち。結婚していた事がある。バツイチ。浮いた噂はない。言葉が少なく朴訥。
近世ヨーロッパ風の架空の街が舞台。この作家さんは実際に仕事をしているためか、よく検死官のネタを書く。わざわざ近世ヨーロッパでこの職業でなくてもと思わないではないが、知らない職種を調べて書く話よりは安定感があるか。
受は孤児院を出てすぐ騙されて借金を返すため体を売る。男娼なのは良いのだが、男3人に2日監禁されいいようにされたというエピソードはひいた。
攻が取り返しに行った後で、その3人に罰が与えられないのも釈然としない。医者が、暴漢とはいえ相手を怪我させたり殺したりするのもアレだけど、もうちょっと何とかならんかったのか。
連続殺人を解決するため受が女装してパーティに潜り込むシーンもある。犯人はあっさり見つかりすぎていたが、ボーイズなので気にしない。
受と初めて出会って魚の料理を教えてもらうシーンは好き。カプはほのぼのとしてそれぞれ好感が持てる。攻は割と苦労性。
脇役も立っていた。特に攻の執事はなかなか活躍している。この執事を見るために続編を読んでみたい。続編があれば受の身の上をもう少しだして欲しい。
書き下ろしは出来た後、二人で休日を別荘で過ごす話。
近世ヨーロッパ。港。事件。受が強○されるシーン有り。検死官28歳×男娼16歳。女装。

2005年09月07日(水)
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