眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 小説・秘恋:高岡ミズミ/赤と黒の衝動:春原いずみ

FB8を読んだ。
前巻はスペイン人に捕まったところで終わっていたが、今回もスペインに行く前で終わっていた。割とまったり進行。次はスペイン国王に会えるのか。10巻以上になるのは確実っぽい。
もっとだれると思ったが楽しんで読めた。話が進んでいない訳ではないし、長期戦に覚悟ができたからか。
二人が別れてしまったので、それっぽいシーンはまた無くなるのか。再会するまで1回のHの記憶をスルメのようにかみしめるのかと思うと、可哀想で少しにやりとしてしまう。
ドラマCDがでるらしいが、2枚組で三部作らしい。きっと買う。単純計算で6枚出るとして、どこまで集録してくれるのか。気になる。

ついでに同じドラマCDのサイトで学園ヘブン3の告知を見たが、4枚組なのか。びっくり。普通に考えて1万前後が軽く飛ぶ計算なのだが。多分買うけど、カプが多くなるとそれだけ枚数が多くなって大変。



ボーイズ小説・秘恋(アルルノベル)高岡ミズミ

高校時代の親友である攻の元に嫁いだ受の姉は、男の子を残して病死する。受を後見人にして攻の家で住んで欲しいと遺言を残したため、受は攻の家に行くが…
最近よくかう作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は売れない画家。父親を早くになくし、母親も美大を卒業してすぐに亡くす。姉は攻の元に嫁に行き子供を一人産む。その姉も病死。茶色い髪。大人しく物静か。整った顔立ち。高校の時から攻が好きだった。
攻は旧侯爵家の跡取り。跡取りの重責によく耐えている。父親は高校時代になくなり母親は遊び回っている。高校時代は弓道部に所属。黒い髪。きりりとした目元。潔い。硬質なイメージ。近寄りがたいオーラ。180センチ以上。
姉の残した子供の攻には言えない秘密を知っていた受は、それがばれないように気を遣っているが、見えない脅迫者が表れて…みたいな話。攻、姉ともそれぞれ思惑があり、最終的にはそういう関係なら仕方がないなと思えたが、割と人間関係が複雑だった。
受がずっとばれたらどうしようと悶々としているので、全体的に重いとまでは言わないが、トーンは停滞気味。子供エピソードが途中に入らなければずっと重いままだったような。
話の作りとしては悪くないと思ったが、キャラにあまり親近感が持てなかったのでこの感想。キャラのエピソードもそれなりにあったのだが、攻はともかく受の行動がたまに、萎えるまではいかないが、何だかなーと思ってしまった。
この作家さんの書く受は割と独立心が無いような。流されているというか。普段は気にならないのだが、エピソードによってはそれが気になる時がある。ここはもう少し踏ん張ってくれよと思ってしまう。今回もそれかな。
次も設定次第。
子持ちネタ。出生の秘密。高校時代からの同級生カプ26歳同士。シリアス。



ボーイズ小説・赤と黒の衝動(キャラ文庫)春原いずみ

大学生の受はボタンの品種改良をを研究している。新進気鋭の華道家である攻と出会い最初は反発を覚えるが…
最近買っている作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受はボタン園の息子。交配の研究をしている。華奢な体格。甘さの残したかわいらしさ。健康的に焼けた小麦色。すべすべと滑らか。黒目がちな大きな目。華やかで可愛らしい、高校時代にボタンの交配に成功した天才。
攻は新進気鋭の華道家。花と戦う。甘く掠れたハスキーな声。頭身のバランスがとれた理想的なモデル体型。彫りが深くハーフめいた顔立ち。男性的なライン。190センチぐらい。
割と仕事面の話というか恋愛以外の話が書かれていたように思った。作家さんがよく調べて作品に織り込んでいる感じ。
カプの二人が職人と芸術家なので、恋愛感情の動きが飛ばし気味でも、仕事面をクローズアップさせて詳しく書いているため、相手が気になっていく過程の説明になっている気がする。
二人は昔に会っていて、その時の記憶から受は新しい品種を作ろうとしているのだが、昔の出会いの記憶が観念的過ぎて、それが理由になるのが分かるような分からないような。
作家さんの思惑と併走できれば楽しめると思うのだが、観念的に話を進めている部分もあるので、読んでいる時は何となく分かった気になっても、言葉にしようと思い返すと今一つ分かっていなかったというか。上手く言えない。
併走できなかったらカプが出来上がる過程も唐突に感じるかも。
取り上げている設定やエピソードは面白いと感じたが、萌えられなかったのでこの感想。
次も設定次第。
牡丹。植物園。大学生カプ。華道家×交配研究。1つ差。受は当て馬に押し倒される。

2005年07月04日(月)
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