眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・新妻vふわふわ日記:雪代鞠絵

ボーイズ小説・新妻vふわふわ日記(リーフノベル)雪代鞠絵

17歳の受は大学助教授の新妻として、日々慣れない家事と夜のお勤めを頑張っている。そんな時に攻の浮気疑惑が持ち上がり…
最近買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は病弱で華奢な体つき。世間知らずだが専門的な知識は豊か。小作りな顔。黒目がちな大きな瞳。癖のない黒髪。白い肌。素直真っ直ぐ。自己主張は激しくなく人見知りをする。
攻は国立大学文学部の助教授。授業は厳しい。鋭角的な顔立ちの男らしい美形。厳しく理知的な雰囲気。切れ長の涼しい目。ストイックそうで実はむっつりっぽい。
タイトルからしてアレだが、内容も想像通りトンデモだった。笑って良いのか萎えて良いのか。交互に笑いと萎えの波がやって来たのでこの感想。
突っ込みどころも満載だったが、ギャグとして読んでいるので、そこら辺は見なかった事にする。
ただ受は実は良いところの箱入り4男で、末弟を溺愛している3人の兄がいるのだが、これだけ溺愛されているにも関わらず、受の望みは普通の家庭のように「おはよう」や「おやすみ」が言える家庭に憧れていたとのことだった。
しょっちゅう家族と会えなくても、メールなり電話でその挨拶をすれば良いのにと思ってしまった。受から歩み寄れば兄たちも多少は理解してくれるようになると思うのだが。受のそこらへんの気持ちに今一つ説得力が感じられなかった。
Hシーンは多いめ。ただ受の体が弱いので、Hは1日1回と決められている。それは良いのだが、受が攻の家に来て一ヶ月と説明があった後、Hの回数は30回ぐらいとあり、毎日1回きっちりしてたのかい。と突っ込んでしまった。
その後攻の仕事が忙しいと午前様になる事もあると書かれており、受に夜更かしさせたら体に悪いんじゃないかい? と思ったが、寝ている受の下をむいて口でして出させるだけでも1回カウントらしく、そんな規則正しいHはいやだ。ここら辺のHの回数を勘定しているところが萎えポイント。
受は攻の仕事が忙しく夜の生活が無くなると、Hしてくれないと切れるし、17歳のやりたい盛りとはいえ、食事を作るエピソードと攻とのHの事を延々考えるエピソードが交互に入ると妙に生々しい。
新妻設定らしくしっかり裸エプロンネタもあった。
最後の方に行くにつれ受は体が弱いとは思えないほど粘り強かった。何が出ても笑える性格なら楽しめるかもしれないが、普段のこの作家さんの作風に50%ぐらいギャグトンデモが混ぜられている感じ。
次も設定次第。
新婚もの。助教授32歳×少年17歳。トンデモ設定。ギャグ。裸エプロン。

2005年05月12日(木)
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