眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・ダブル・ベッド:吉田ナツ

ボーイズ小説・ダブル・ベッド(ビーボーイノベル)吉田ナツ

設計事務所で働く攻は遊び慣れたエリートとして仕事をそつなくこなしていたが、後輩として入ってきた受と遊びのつもりで付き合う内に本気になっていくが、遠慮深い受に次第に苛立つようになり…
雑誌掲載2本。と書かれていたが、最初のしか読んだ記憶がない。続編なんて載っていたっけ? 一応ビブに載っていた作品はみんなとってあるのだが。ただビブが出している雑誌を全部買っているわけではないので、そこに載っていたのかもしれないが。ともかく初ノベルなので買ってみた。悪くない。
受は両親を早くに亡くし叔父に育てられる。磁器のような肌。品のある顔立ち。スレンダーな体格。白皙の美貌。人付き合いが苦手でなかなかうち解けない。遠慮深く真面目。物静か。
攻は仕事の出来るエリート。理工の建築科を出ている。遊び慣れてハングライダーやスキーが得意。まわりに人が集まるタイプ。もてる。バイセクシュアル。恋人のストライクゾーンは狭いが人の好き嫌いはない。軽くつき合える恋人が好み。目鼻立ちのはっきりした顔立ち。
遊び慣れていた攻が弾みで受と寝て、最初はしつこくされたら嫌だなー、不味い相手に手を出したなーと後悔しているが、付き合うちにはまってとても好きになっているという、何様な攻と健気受なカプの話。耐える受だが、べたついた雰囲気ではなくさらっとしている。
たまにこういう攻を見ていると、途中で身を引こうとする受がそのまま逃げ切るラストを読んでみたくなるが、そうなるとカップルにならないので仕方がない。
といってもこの攻は一応何様攻属性だが、あまり酷い感じではないので腹を立てることはなかった。
大きな事件やエピソードは無いが日々の生活の中ですれ違ったり誤解したり好きになったり穏やかに話が進む感じ。好きな雰囲気なので楽しめた。
続編はカプになった二人が同居するまでの話。受を育てた叔父が出てくる。こちらも大きな事件はなく淡々と進む。それが退屈に感じる人はいるかも。
取り敢えず初単行本おめでとうございます。
次も設定次第。
設計事務所の先輩20代後半くらい?×後輩20代半ばくらい? しっとり。淡々。センシティブ。

2005年04月17日(日)
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