眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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3月の青田買い
小説ディアプラを買ってみた。たかもりさんってBL書いていたっけ? と思ったら初らしい。五百香さんはミステリアスダムの大学生編。相変わらずお互い思い合っているのにすれ違っている。後編も楽しみ。久我さんが前の話の続編。未読だけどこの話は割と好みだった。
次号はうえださんと渡海さんが楽しみ。
今月の青田買い
雑誌でしか見ないようなボーイズの新人&投稿者の作品の感想を書いている。新人扱いは、個人的に単行本が2,3册出た所ぐらいまで。将来有望かが基準ではなく、あくまで私個人の好みに合う話を書くようになってくれるかどうかが基準。
面白い作家さんだけを挙げるか、つまらなかった作家さんも挙げるかはその時の気分。
藤がさね(2005年花丸春の号)一条惺理
大学生になった受は下宿先の商店街の中に手拭い屋を見つけはまる。そこの店主・攻と仲良くなりその店でバイトするようになるが…みたいな話。
今一つ。普通に読めるようになったが萌えられない。手拭いの扱いは面白いと思ったが、普通の平均的な学生の受がここまではまった魅力が伝わってこなかった。元々こういうのに興味があるとか攻に片思いして肩入れしていく内にはまったとかなら分かるのだが。
後最後のオチがぱっとしない。多少劇的にオチをつけた方が印象に残るというか。あっさり終わった感じがして盛り上がれなかった。
三ノ宮(2005年花丸春の号)初瀬知英
江戸時代。京の藩家で働くことになった西国の田舎侍である攻は、ある商家で没落貴族である受を身請けする羽目になったが…とかいう話。
可もなく不可もなくと悪くないの間。初登場とだけ書いてあったので投稿者ではなく、どこからか引っぱられてきたゲスト作家さんかも。
話は地味に進み、この時代の設定がとても好きで書いたみたいな雰囲気の話。攻の真っ直ぐですれていなくて朴訥な感じが良かった。襲い受っぽい。受の立場や攻の元に来た説明が駆け足っぽくてネタバラシの割にインパクトが薄い。単行本1冊ぐらいの長さで山谷があり恋愛部分をもう少しきっちり書いてくれたら本になったら買ってみたい。あくまで参考作品みたいな感じ。
ダブルエース!(2005年花丸春の号)七崎藍
後日。
初空の詩(リンクス4月号)藤宮あき
日本びいきの英国貴族の跡継ぎである攻は、休みを利用して日本に渡り田舎の屋敷を買い取る。その家の蔵に入ると前の持ち主である家族の不義の息子・受がいて…みたいな話。
初めて読む作家さんの名前だが、フレッシュデビューらしい。普通。生まれた時から蔵に閉じこめられ育った少年に外の世界を教え、ちゃっかり体もいただいてハッピーエンドになる話。
嫌いな設定ではないのだが、短期間で受の人格形成からカップルになるまで駆け足であまり楽しめなかった。
手をつなごう(リンクス4月号)森野あんず
小学校の教師である受は、父子家庭の生徒が気になり家に行くと父親である攻と出会い…みたいな話。
可もなく不可もなく。本誌デビューらしい。読むのは2回目。前回よりメリハリはあるような気もするが、アクがなく薄味なイメージは相変わらず。あっさり風味なので苦手設定でも読めるかも知れないが、好きになるのはまだ物足りない。
ココロノイロ(リンクス4月号)栗城偲
人嫌いで絵で自分の気持ちを表していた受は、入学した高校で明るく才能がある攻と出会い…みたいな話。
可もなく不可もなく。高一同級生カプ。
前の話をまだ読んでいないので初読み。受の心の鬱屈がどこからきているものか分かりにくく、導入部に入り難かった。最後の方が良かったが、起承転結の転結だけ気に入っている中途半端な感じ。受がくよくよと悩むセンシティブ系の話。もうちょっと受が主観的になりすぎると読みにくいかも知れないが、このぐらいなら気にならない。もうちょっと長ければ読み応えが出るのだろうか。少し物足りなかった。
別の話も読んでみたい。
夜をぶっとばせ(小説ビーボーイ4月号)奥杜レイ
コンピューターシステム開発の会社で働く受は、大学時代からの友人・攻が失恋する度に慰め役になっている。今回も慰めていたが受が好きかもしれないと反対に告白され…みたいな話。20代後半社会人カプ。
新人大賞参考作品らしい。可もなく不可もなくに足りない。大筋は悪くないけど、展開が早いというより、起承転結の承の頭から飛んで急に結まで行った感じ。途中がない。なので結の部分で、やっぱりお前が好きだとキャラが盛り上がっていても、一緒に盛り上がれない。
起結の部分は悪くなかったのでもうちょっと山谷を作ってエピソードを増やして欲しかった。
残りは来月。この中だけで一番好みなのを選ぶとしたら、「三ノ宮」が面白かったかな。
2005年03月21日(月)
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