眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・冷たい抱擁:洸/禁句:小塚佳哉
ボーイズ小説・冷たい抱擁(ガッシュ文庫)洸
カメラマンの受は街で風景写真を撮っている時に偶然行きずりの男攻の写真を撮ってしまう。その姿にひかれるものを感じていたが、仕事先で再会し…
雑誌掲載とその後の書き下ろし。気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくに少し悪くないに行くぐらい。
受はカメラマン。大学在学中風景写真を見て感動し中退して、そのカメラマンに弟子いりする。一応独り立ちしたが駆け出しで、仕事量はまだ少ない。雑誌の編集に付き添って企画記事の写真を撮っている。エキゾチックな顔立ちと年齢不詳な雰囲気。無造作に伸びた髪。ゲイ。
攻は端正な横顔。男らしい落ち着いた雰囲気。一分の隙も無い着こなし。外見は派手ではなく優秀なビジネスマンタイプ。印象が深い。愛想が無く冷たく見えるが、優しい面もある。
街で一目惚れした攻と再会し、忘れられなくてセフレのような関係を続ける内に攻の事情が見えてきて…みたいな流れ。攻はずっと好きな相手がいて、その影がなかなか消えずに苦しむ。
受のどうせぼくなんてエーンはそれなりに楽しめるのだが、攻の振り向き方が低く報われている気がしない。義月さんの書く強引な攻にタイプが似ている。浮気はしないけど。
なので受が最後まで一方的に譲歩しているようで、思っていたほど楽しくなかった。もうちょっと攻が好きであるのを態度で表してくれたらなー。
次も設定によって買ってみる。
会社員×カメラマン。攻に過去の男。汚職。
ボーイズ小説・禁句(アルルノベル)小塚佳哉
ホストの受は育った教会を助けるため緊急に1億の金が必要になり、美術商の攻にペットとして飼われる事になるが…
気になる作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は、北欧の血が混じっているような白い肌、淡い髪と瞳。十代でモデルをして20代でホストになる。王子様外見と異なり口は悪い。180センチ過ぎ。痩身。華奢。捨て子で拾ってくれた教会に感謝している。
攻は、旧華族で九州の名門の出。祖父は国会議員で父親は外交官。自分も趣味で美術商をやっている。あらがいがたい存在感。野性味のある顔。なかなかの男前。落ち着いた雰囲気。
この作家さんのペット調教ものは隠微な感じがしない。少しドメスティックでほのぼのな作風だと思っているので、エロより情感に訴えるようなエピソードを入れてくれた方が、もっと楽しめたと思う。
受の境遇と多少壊れた攻の性格という美味しい設定が用意されていたのに、今一つのめり込めなかったのは、そこらへんの感情の動きがさらっと流されただけで、起承転結の転の部分、攻が一度受を手放そうとする部分も盛り上がりに欠けてあっさりと進んだように見えたためか。
この作家さんは派手さの無い地に足着いた、ほのぼのしみじみするような話が読んでみたいのう。
サイトにいくとパスワード付きの後日談が読めるようだ。後で行ってこよう。
ペット。調教。お披露目。美術商25歳×ホスト27歳。
2005年03月02日(水)
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