眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・半熟たまごのレジスタンス:鹿住槇/グレゴールの遺言:絢谷りつこ
微熱王子を買ってみた。最近ゲーム熱はおさまってきたのでチェックのみ。今回で休刊の知らせに驚いたが、別の雑誌になるらしい? 版型と手頃感が気に入っていたので、このままの雰囲気でいて欲しいが変わったら買わなくなる。かな。
ボーイズ小説・半熟たまごのレジスタンス(コバルト文庫)鹿住槇
高校一年の受は、3つ子の一人。構い過ぎる両親と他の兄弟から自立するため、初めて出来た友達の兄・攻の紹介で内緒でアルバイトをはじめるが…
よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。微妙。
受は高一。三つ子の内、一卵性の兄弟とは別の卵で産まれた。勉強もスポーツもそこそこ出来るが、出来の良い兄弟に囲まれコンプレックスを持つ。普通の高校生。
攻は大学生。勉強もスポーツも出来て女の子にももてる。スマートに色々こなせるタイプ。可愛がっている弟が一人。ブラコン。
コバルトは恋愛メインというより主人公の成長だったり家族問題だったり、別の要素も入っている事が多いが、これは受の自立と恋愛が二本柱。しかしその2つがどっちつかずの中途半端。こんなことなら1つに絞ってくれた方が良かった。
受の兄弟は口うるさいながら良いところもあると思うのだが、そういったことは一切省かれているので、ただの嫌な兄弟になっている。
攻と受の恋愛部分も、何で相手を好きになったのかよく分からない。途中の経過も心が近づいている気がしない。攻の仕掛けた事も普通に怒れば良いと思うんだけど。
この作家さんの良いところは、悪い人をあまり作らない事だと思っているが、ページがないのに、本当は良い奴なのよ。と悪役を無理に救済すると、中途半端になって座りが悪くなる典型に見えた。
次も設定によって買ってみる。
学生物。大学生×高校生。成長物。
ボーイズ小説・グレゴールの遺言(リンクスノベル)絢谷りつこ
寂れた街に住む攻の元に10年ぶりに受が帰ってきた。何も言わずに消えた恋人との再会を喜んでいたが、次第に違和感を感じ始め…
雑誌掲載と書き下ろし。雑誌に載った部分が気に入ったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は黒髪黒目。綺麗な顔立ち。育ちは悪くないのか何も出来なかった。天然で素直。Hは奔放な面を見せる。
攻は施設で育ち18歳でこの街に来る。受と出会い初めて人を好きになる。面倒見がよく情も深い。しっかりしている。茶色の癖毛。その日が暮らせれば良いというスタイルで生きている。
出会った時は18歳と17歳。2年同棲後受が消える。
設定は少し前のヨーロッパ調の町並みと雰囲気でも、クローンや延命装置などでてくるのでSFファンタジーな雰囲気。
世界観が練れており、しっかりしていたのでその部分は好印象。受の消えた事情や戻ってきた事情も納得がいったし、話として綺麗にまとまっていた。書き下ろし部分の方が受の悩みがでていてキャラに好感が持てた。
文章は新人さんにしてはしっかりしているが、所々古くさい。SFなのでまだこの程度だが、現代物を書けばもっと如実にでてくるのではないかな。実際前の現代物の読み切りは20年前の青春のような話だったし。いや古くさいくても面白ければ良いんだけど。
受は割と大変な人生で頑張っているので、攻と幸せになってね。という感じ。
エセSF。10年後再会。町工場で働く攻30歳×お坊ちゃん受29歳。ロボット。クローン。子持ち。
2005年02月05日(土)
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