眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・船上のアラビアンナイト2:松幸かほ/ボーイズ漫画・木漏れ日の楽園:朱央晴美

ボーイズ小説・船上のアラビアンナイト2(ショコラハイパー)松幸かほ

続編。イギリスの牧場で住み込みで競走馬を育てる勉強をしている受と豪華客船で執務するアラブの王子・攻。今回は大切にしていた馬が死に傷心の受が攻に会いに行き、攻の母親に連れられ社交界デビューする話。
続編なので一応買ってみた。ちょっとつらい。
キャラの性格は前作で。
相変わらず、アラビアンショコラと言われているわりに砂漠はまったく出てこない。パリかイタリアに停泊している豪華客船の船上が舞台。感想も前回とほぼ同じだが、既に出来上がっているカプなので、大したエピソードはなく、終始ぐだぐだしている感じ。頑張ってゴージャスなエピソードを出してきているのだが、微妙に貧乏くさい。
今回は攻の母親に連れられて、パリの社交界で可憐な淑女としてデビューし、その可愛らしくも愛らしい姿の描写を読む度に、乾いた笑いがこみ上げてきた。トンデモ設定だと思えば良いのだが、ドメスティクなへぼさが足を引っ張る。
もう一つの話は、攻の誕生日にいきなり行って驚かそうと、受が船に行き攻の弟と会う話。これもやってるメインの他愛のない話。
この作家さんのドメスティックなへぼさは、むしろ好きで読んでいるのだが設定による。この作家さんの平凡な学生やらリーマンの話を読んでみたい。
豪華客船。砂漠の王子28歳×獣医25歳。ほのぼの。社交界。受の女装。続編。



ボーイズ漫画・木漏れ日の楽園(松文館)朱央晴美

連作の短編4本と読み切り3本。大きなお屋敷に住む主人に見初められた純心な少年というあらすじにひかれて買ってみた。微妙。
シリーズは大きな屋敷の中で暮らす人間のカプ。まずは少年が主人(20代後半ぐらい?)に誘われ屋敷で身の回りの世話をする。主人×少年。次は屋敷で働くシェフ(40代ぐらい?)と主人の学友であり秘書である青年(20代後半?)。シェフ×青年。とその出会い編。期間限定で屋敷の厨房で雇われているコック(20代ぐらい?)と屋敷の庭師の青年。
読み切りは家元の先妻の息子×後妻の息子。弁護士カプ(共に20代後半ぐらい?)。会社の後輩×先輩(後で逆転H有り)。
シリーズの話はまだ読めるのだが、読み切りが説明不足な部分があり、ここはどうなっているんだろうと、首を傾げている間に話が終わった。
少女漫画系の絵柄だがあまり中年は描けてない。
シリーズ連作。弁護士。社会人。リバカプ有り。ほのぼの。

2004年11月17日(水)
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