眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・スティ・ノート:火崎勇/どこまでも続く夜に…:火崎勇
北欧の小さな寒村。国民的に有名だったフルート奏者の年老いた父親が亡くなり、長く縁を切っていた青年が父親の家に戻ってくる。
暗い部屋に入り照明をつけ、昔の父親の思い出にふける。たまった郵便物を拾い名前を確認する。そこにチャイムが鳴り玄関に出ると、胡散臭い雰囲気の30代頭の男がにこやかな表情で立っている。父親の友人だと名乗り父親との最後の仕事をしている途中で亡くなったので、代わりに話を聞いて欲しいと言ってくるが…
と言うところで目が覚めた。静かで淡々としていて台詞が少なく、単館上映されるような映画っぽい夢だった。続きを見る前に起きてしまった。
べたなところで父親の友人×青年だとは思うが、…気になる。根性無しな私の脳。
ボーイズ小説・スティ・ノート(リンクスノベル)火崎勇
受が目を覚ますと病院のベッド。火事にあい入院していたが、記憶の一部が欠けたまま会社に復帰する。同期で友人である攻に仕事を教えてもらいながら日々の生活に馴染もうとするが、側にいたはずの思い出せない誰かの影が気になり…
表題と続編書き下ろし。よく買う作家さんの新刊その1。悪くないとそれなりに面白かったの間くらい。
受は玩具メーカーの営業マン。そこそこ仕事に熱心で社交的。前向き。顔もそこそこ整っている。平均的な普通の男。この作家さんの書く典型の一つ。攻は受よりさらに顔は良い。優秀で良くできる。穏やかで少し強引。恋人の事を大切にしている。
受の記憶喪失もの。恋人かそれに近い人がいたはずなのに、思い出せない自分にじれている。所々に出てくる女の影と親友。自分は失恋したと思っていたのだが…みたいな流れ。この作家さんの書くよくあるキャラ同士のカプであるが、青年の主張みたいな「○○とは」が無く、受のじれっぷりが出ていたので楽しんで読めた。
続編もそれなりに楽しめたのだが、受が精神的に追い詰められた遠因が攻にあったので、少し何だかなーという気持ちになった。最後は丸く収まっているのだが。
次も設定次第。
26歳同士。同期カプ。社会人物。記憶喪失。攻に女の影。
ボーイズ小説・どこまでも続く夜に…(コバルト文庫)火崎勇
受は小学生の頃、母親の病気で母親の田舎で暮らしていた。学校に馴染めず寺の廃屋で遊んでいたところ不思議な男と出会い一緒に遊ぶようになる。母親が亡くなり東京に帰ることになった時、男と再会を約束するが…
よく買う作家さんの新刊その2。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は母親を病気で亡くし、父親が再婚したので親戚の家で育ち大学生になる。人付き合いは苦手だが、そこそこ周りに人はいる。でもあまり人と深く関わらない。真面目で頼られる性格。優しい。眼鏡受。
攻は受の住むアパートの住人。フリーターのようにバイトして生活している。背が高く筋肉質。整った顔立ち。するどい目。20代半ばの外見。
ファンタジー系の話。受があまり人と関わらず暗い目に話が進む。この作家さんにして珍しい、後ろ向きでペシミスティックな主人公かと驚いたが、最後の最後はやはりこの作家さんらしかった。
コバルトなので山谷のある長い話ではないが、Hはしっかりあった。萌えるHではないけど。読後感は悪くないが、仕方がないという作りにはなっているけど、やはり受の家族が可哀想かな。この作家さんにしては珍しいタイプの話。
次も買ってみる。
エセファンタジー。20代半ばに見えるフリーター×大学生。眼鏡受。
2004年10月04日(月)
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