眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・バディシステム:北川とも
ボーイズ小説・バディシステム(アイスノベル)北川とも
ダイビングの店の息子である受は、1年前の事故が元でインストラクターの仕事を引き受けていない。ある日成り行きで攻がダイビングのライセンスをとれるようインストラクターを引き受ける羽目になったが…
たまに買う作家さんなので買ってみた。悪くない。
受はダイビング関係の店を経営する家の看板息子。真面目でみなにからかわれ愛される。一緒に潜った友達を事故に遭わせてインストラクターが出来なくなった。髪を伸ばしている。整った顔立ち。
攻は報道カメラマン。背が高く剣呑とした雰囲気。柄が悪い。顔立ちは良いが不機嫌な表情。オヤジな雰囲気。
受のトラウマになった部分が、友人を事故に遭わせた(でも無事)というだけであそこまで思い詰めるのが、今ひとつ納得行かず弱く感じる。友人がもっと酷い目にあっているか、あのぐらいでも衝撃を受けるほど受が繊細。か、海に対して真摯であるエピソードを入れて説得力を増して欲しかった。
それが引っかかったぐらいで、話は全体的に無難にまとまり、カプの関係が地道に積み上がるように引き寄せられていて、派手なエピソードは無いが楽しめた。
個人的に海を見るのは好きだが、海中の生物が苦手なので潜るのは興味がない。カプも好みではないが(でも嫌いでもない)、十分面白かった。これで好みなカプだったら、感想は「割と面白い」だったと思う。
攻は人の悪さはあまりなく柄が悪い方が前に出ている。受に「ほう」と思えるエピソードがもう少し欲しかった。
受が一緒に潜っている時に、攻を心配して抱きつけずに手だけ触れ合わせるシーンは良い。ここに注目という、心のアンダーラインが見えそう。こういうほんのりとした萌えも好み。
恋愛のテンションも強烈に上がる感じではないが、しみじみとした純愛路線を楽しんだ。
また次も設定によっては買ってみる。
報道カメラマン30歳×ダイビングインストラクター23歳
2004年09月28日(火)
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