眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・媚薬の処方箋(フォーミュラ):日生水貴/運命の人:小川あんり
ボーイズ小説・媚薬の処方箋(フォーミュラ)(アイノベル)日生水貴
小さなフレグランスショップを営む受の元へ12年ぶりに義弟・攻が帰ってきた。探偵事務所に勤める攻は、媚薬の調合を頼むと執拗に迫る男から受を守るため、再び受と生活するようになるが…
設定が気になったので買ってみた。ほぼ初買い。つまらなかった。
受は母親が再婚し義父と義弟が出来たが4年後母親が亡くなり、義父達と別れる。綺麗系の顔立ち。義父に教わり調香の魅力を知る。以前は海外の大手コスメティック会社に勤めていたが、退社し友人と二人で小さなフレグランスショップを経営している。
攻は2つ年下の義弟。生意気で強引な性格。受が初恋で初Hの相手。受と離ればなれになる前に1度だけ押し倒してHしている。その後父親に連れられ渡英。今は探偵事務所で働く。
文章の合わない作家さんだと思いつつ、設定が気になったので読んでみたが、最初はなかなか馴染めなかった。まだるっこい言い回しが気になる。
まずキャラに好感が持てない。攻の魅力は今ひとつ伝わらないし、受はどうしてそうなる? と思う言動がいくつかあり親近感が持てなかった。
クライマックスで、受がかつて自分を裏切った元同僚に自首を勧めに行くのだが、腕に覚えもない文系の男なのに何の準備もせず誰にも言わず危ない場所に行く下りは腹が立ってしまった。
犯罪を犯した同僚を警察に訴えず、自首して欲しいと自分の都合でのこのこと出かけ、案の定捕まって酷い目に遭いそうになるところ攻に助けられるのだが、結局騒ぎを大きくして周りに迷惑をかけただけ。能力がないのならすっこんでろと思ってしまった。
受は助けに来た攻を見て、やっぱり怒ってるーとへこむのだが、赤の他人の私でも腹を立てるっちゅーねん。
多分クライマックスの前までに、キャラに親近感や愛着がわけばこの展開でも気にならなかったと思うのだが、作家さんの作風に合わなかったためか、冷めたままだったので辛かった。設定や話は嫌いでないので、作風が合えば可もなく不可もなくと思ったかも。
あまり次が読みたいとは思わない。
調香。探偵。媚薬。香水。探偵の義弟×調香師の義兄。シリアス? 12年ぶりの再会。
ボーイズ小説・運命の人(アクアノベル)小川あんり
進路で悩む高校生の受が、人気のある占い師・攻に観てもらうと占いで運命の相手と出会えると言われて…
雑誌掲載の表題と続編2本。前に青田買いでこのままデビューするのは読者を舐めすぎと書いたが、うっかり間違えて買ってしまった。後悔。
受は平凡で優しい高校生。静かな環境が好きで騒々しい都会が苦手。地方の大学に行きたいと思っているが、家の家計の都合で進路に悩む。攻は両親は亡くなり妹が一人。ハンサムで外見は良い。スマートなイメージ。最近人気の出てきた占い師。実力もある。
受は進学で悩んでいたはずなのに、いつのまにか悩みはどこかに行っている。攻は運命の人=攻と会えるよん。と受を占い、受に服を送りつけてホテルで逢い、君の運命の相手は私です。と言いくるめホテルの部屋でいきなりHする。社会人経験の少ない人間が、成人男性ってこんな会話するのかなと想像で書いた会話や話を、友達同士で交換する手紙で書かれるような文章で読んでいるような感じ。
雑誌で投稿者の一人として読むなら気にならないが、商業作家として単行本を正規の値段を払って読んだとなると。もう。
新人さんなので多少のつたない部分は気にしないが、それを差し引いてこれから先文章がこなれても、内容で楽しめそうな気がしない。これと同じくらいの作品は他にもあるけれど、知っていたはずなのにうっかり買った私が一番の間抜け。
占い師20代?×高二。占い。
2004年08月25日(水)
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