眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ漫画・スタアな恋:扇ゆずは/見つめていたい:西田東
ボーイズ漫画・スタアな恋(マガジンマガジン)扇ゆずは
表題シリーズで高校の同級生で芸能人×水泳選手の話5本と、医者×大学生の話2本、野球部の後輩×先輩の読み切り1本、表題シリーズの書き下ろし8Pの計9本。
続けて買っている作家さんなので買ってみた。悪くない。
掲載誌がHメインだけあって、めくってもめくってもHしている。結合している。喘いでいる。んでその合間に話が進んでいる感じ。表題の始まりは、わりと真っ当な性格の受が天然で逝っている攻に、脅され犯され告白され自殺されそうになってくっつくという流れ。「嵐が丘」の常識のない攻と常識を持っていたはずなのに攻に流されすっかり順応している受と同じパターンのカプ。
攻はキラキラとスターのオーラを背負っているが、受に関してはヘタレでヘタレで、わき目もふらず突き進んでいるところあたりは、可愛いと思ってしまった。ただギャグのパワーは「嵐」より落ちている感じ。この作家さんのHには萌えないのでスポーツを見ている気分。
話的には、野球部の読み切りが一番良かった。ただこの話は親の七光りで野球部を仕切っている受が素質のある特待生の後輩・攻を表でいたぶるが実は片思いでという内容で、受の命令で野球部員が攻にお○っこをかけるシーンがあったり、がたいの良い坊主頭攻に受が裸エプロンさせて後ろから突っ込むシーンもあるので、苦手な人にはとことん苦手なシチュかも。私は「おお」と楽しんだ。この話が一番純愛っぽい。夢(?)もあるし。この後の話が読んでみたいと思った。次も買ってみる。
ヘタレ攻。同級生カプ。ギャグ。Hメイン。バカップル。
ボーイズ漫画・見つめていたい(花音コミック)西田東
妻子ある中年男×フリーターの表題シリーズ4本と、高校生物・不良×運動部の人気者の前後編と、アメリカの男娼話の読み切り1本。シリーズの最期の話は雑誌掲載時、途中まで載り残りは書き下ろしらしい。綺麗にエンドがついているようには思えなかったが。
前作が気に入ったのでこの本も買ってみた。悪くない。
表題のシリーズは体の関係だけだった二人が、相手の気持ちに気付いて恋人になるが、攻の娘の成長が一段落するまで離婚しない事になる。攻は「待っててね」と言い、受は「待っているよ」と言うところで終わっているが、ここで受が虎視眈々と別れるのを狙っていると思うか、健気に待ち続けていると思うかで読後感が違うかも。私はここらへん微妙だった。
子供ネタは構わないのだが、少女漫画のような作風で「受は待ち続けました」としめられると「ああ健気ねー」で終わるが、女性誌の読者投稿のような雰囲気で「相手が離婚するまで待っています」みたいにやられると少しひく。
この話の展開ではこれで仕方がないと言われれば、その通りなのだが。そこら辺のざらりと残る感じがこの作家さんの味だと言われれば、その通りなのだが。
その後の高校生物の方が素直に楽しめた。前回の作品の方が好みかも。
個人的にこの作家さんは、キャラの格好悪い行動の可愛さを楽しんでいる。キャラがじたばたとあがきながら格好悪い一面を見せ、それが可愛かったり愛しかったりするのがいい。
私が若い時はこの格好悪い良さが分からなかったと思う。そういう意味では読んで良かったと思える作家さんか。ただ話はワンパターンな雰囲気なので、3冊ぐらい読めばバリエーションが補完できるかもしれない。
中年サラリーマン×フリーター。高校の同級生カプ。ゲイ。
2004年07月02日(金)
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