眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ漫画・ビスポーク:松崎司/白の無言:大竹直子/SEX PISTOLS2:寿たらこ
ボーイズ漫画・ビスポーク(ダイアモンドコミック)松崎司
短編集4本。書き下ろしは巻末企画5P。2冊目が良かったので1冊目も買ってみた。悪くない。
1つ目は、丁寧敬語の鬼畜っぽい眼鏡。腕の良いテーラーの主人(30代頭ぐらい?)×髭の幹部やくざ(30代半ばぐらい?)。
2つ目は、腕の良い彫り師(20代半ばぐらい?)×がたいの良い休職中の刑事30代半ば。
3つ目は、闇の美術品ブローカー(30代後半か40代ぐらい?)×ホテル勤務(20代半ば〜後半ぐらい?)
4つ目は、保育所の園長とそこで働くアルバイト青年。
どれもがたいが良く筋肉が踊っている。下半身丸出しで髭率も高い。年齢も高い目。フェチも満載。2冊目はラブが少ないと書いたが、1冊目のほうがラブが多い気がする。登場人物はオヤジだが、内容はロマンチックというか。前向きな話が多かった。最初の3話は登場人物がリンクしている。
個人的に、幹部やくざが自分のシンボルに蛇の刺青を入れられて痛がっているのを見ながら、可愛いよ。とにっこり笑う攻の図が萌えた。鬼畜萌え。
オヤジ。フェチ。筋肉。やくざ。彫り師。
ボーイズ漫画・白の無言(バンブーコミック)大竹直子
短編集。表題は2・26事件を絡めた陸軍士官学校で同窓だった二人の話。と、その片方の過去話。二次大戦絡みで医者と学徒動員した青年の話。と、その続編終戦後の二人の話。源平合戦の九郎とあつもりの話。計5本。
絵柄で濃い話だろうなと思って買ってみたが、案の定耽美ちっくなシリアスでこゆい話だった。可もなく不可もなく。
絵柄は綺麗だと思う。表題は三島を思いだした。医者カプはコメディタッチな部分もあるが、他はほぼ悲恋。
表題もばりばりのシリアスなのだが、一カ所だけ大笑いしてしまった。主人公の攻は、士官学校時代からの親友である優秀でストイックな受に淡い思いを抱いていたが、受が上官達に抱かれるのを目撃し、怒って無理に抱く下りで、攻が「良いかー良いかー」と尋ねたところで、「大日本○国バンザイ」と言いながら果てる受のシーンに図らずも爆笑してしまった。
言いたいことは分かるんだけど、ツボにはまった。何度読んでも笑ってしまう。
ボーイズというよりは古い時代のズネという感じ。萌えは無いのだが、こういう作品を出してくれたのは嬉しいかも。話自体はよく出来ていると思う。
軍人。武士。耽美。
ボーイズ漫画・SEX PISTOLS2(ビボーイコミック)寿たらこ
続刊2巻目。委員長編の続きと熊編。と魔法のランプネタの短編読み切り。4コマ2P。全て雑誌掲載。
雑誌で読んでいたが好きな作家さんなので買ってみた。それなりに面白かった。相変わらず斑類の設定はややこしい。作家さんが設定を作り込むのが好きらしいのは、SF系の作品でもいかんなく発揮されているが、SF系に比べれば斑類設定はまだマシか。さっぱり分からないのとちょっと分からないの違いぐらい。作家さんの世界観に、読者を取り込むのは上手いと思う。もちろん全員の読者を取り込めるわけではないのだろうが。
委員長編は、受がずっと攻に片思いしていて切ない感じがよく出ている。熊編は攻受ともども体がでかくて、そんな二人がロマンチックな話を展開しており、あなたのよく知らない世界だったが、思いの外楽しい世界だった。新しい世界が開けそうだ。
受の性格は両方とも穏やかで常識人で優しい。攻は何様で強引で力業で、どこか性格が壊れている。受の方が出来た性格。器も広いのではないか。メインの登場キャラはどのキャラも嫌いではない。
続きも楽しみにしている。
なんちゃってファンタジー。学園物。獣人ネタ。
2004年05月18日(火)
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