眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・その指に触れるもの:火崎勇/夢の通ひ路:火崎勇/形状記憶衝動:崎谷はるひ

ボーイズ小説・その指に触れるもの(アズノベル)火崎勇

大学生になった受は退院した祖母の面倒を見るように親に言われ、実家で同居する事になる。そんな中実家の蔵の整理をしている骨董屋の跡取りである攻と出会う。攻はあるものを探しているというが…
デフォ買い作家さんなので買ってみた。デフォ買いが最近つらい。
受は大学に入ったばかり。童顔。前向き。健気。この作家さんの書く受のほぼデフォ。攻は端正な顔で着物姿が似合う。剣道をやっていて祖父と二人暮らし。骨董に宿る気を読む事が出来る。わりとむっつり。
祖母の体調を崩させた骨董に憑く九十九神を探すという不思議系の話。
受が青年の主張的述懐をせずポエムも入っていないので、普通に話が進むが、あまりぱっとしない。悪くはないんだけどなーという感想。
最近の作品はどれもぱっとしない。作家さんが多作で息切れしているのか、私が飽きてきたのか。
全然ダメというわけでもないので、勿体ないというか。当分はまだデフォ買いするけどね。
骨董や跡継ぎ大学生20歳×大学生19歳。不思議系。



ボーイズ小説・夢の通ひ路(コバルト文庫)火崎勇

就職した先の会社が倒産し、実家の商売も思わしくない受は、学生時代通っていた喫茶店でバイトする事になる。そこに数日前から受の身辺に表れてストーカーの疑いをかけていた攻が客としてやって来て…
デフォ買いの作家さんなので買ってみた。微妙。
受は入ったばかりの会社が倒産、貸した金は持ち逃げされ、実家は兄夫婦が継ぐことになり帰れない。喫茶店でバイトするようになる。真面目で熱心。頑張りや。この作家さんの書く受のほぼデフォ。攻は顔とスタイルが良く愛想が悪い。無口でクールだが優しい。売れている作家。この作家さんの書くおらおら攻をまろやかにした感じ。
まったく馴染みのない作家さんの作品ならつまらないと書いたかも。微妙と書いたのは多分作家さんに好感を持っているから。これまでの作品で足りない部分を脳内補完しているため。
最初はあらすじ通りストーカー関係の話(実は攻が受を守っていたとか)かと思ったが、夢の中で攻が出てきた下りで、あれかと思ったらその通りだったので萎えた。コバルト仕様というか、このレーベルだから引かずに読めたのかもしれない。
ついでに受の述懐はいつもなら青年の主張なのだが、今回はポエムだった。これもコバルト仕様か。
いつもの書きとばしよりは多少マシ。雰囲気はそれなりに出ている。
次はアズノベルを読もうかな。
作家30代?×茶店店員22歳。ほのぼの。



ボーイズ小説・形状記憶衝動(ルビー文庫)崎谷はるひ

近所の花火大会に出た攻は、絡まれている受に巻き込まれ一緒に逃げる事になる。逃げた後で一緒に食事しながら受の事が気になり、親に反対されているサーフィンを気まぐれに助けることになるが…
雑誌掲載時には可もなく不可もなくだったが、続編がつくので買ってみた。割と面白かった。
受は綺麗で繊細な顔立ち。サーフィンが好きで由比ヶ浜でバイトしながら練習している。頭は悪くない。実家は横浜の方で攻の家に住み込みながらバイトする。ゲイ。攻は元天才相場師で30歳の時に仕事に空しさを感じて会社を辞め、海の側に家を買いそこで隠居生活をしている。男っぽい顔、ハンサム。がたいは良く丈夫。自分で億単位を稼いでいたので生活は裕福。
元々は設定が好みでなくて、あまり本を買ったことがない作家さん。雑誌掲載をいくつか読み、本を1,2冊買ったぐらい。何様攻とお馬鹿受の属性がありそうで、警戒して本に手が出ない。今回は何様度が少なかったので楽しめた。
雑誌の時には駆け足の部分もあり、不良っぽい受が好みでなかったのだが、単行本になって話の運びが良くなり受にも親しみがもてたので感想は良くなった。続編は受視点でこっちはまあ普通。出来上がった後の事がまったり書かれている。長さのわりに大したエピソードは無い。
攻視点で、受が攻を好きになっていきそれを観察している描写は手玉にとっているようで萌えた。
Hシーンは受が最初から喘ぎすぎ。そしてながすぎ。本当にあんあん言ってるので、そこら辺はちとひいた。仲良くしてください。と思えた。
今度も設定によっては買ってみるつもり。
サーフィン。ディーラー32歳×高校生・大学生18歳。14歳差。夏。海。攻視点

2004年04月21日(水)
最新 目次 MAIL HOME